半年くらい前から、こんなのにハマってます… ねんどろいどどーる服作り、レザークラフト
ゆるキャン△のキャラクターのねんどろいどどーるに服を着せたり
コロナ禍で巣ごもり中の手すさびとして始めたものが、
すっかりハマってしまった。
服も靴もバッグも全部手作り。拙いながらもキャラ愛でこつこつ作っている。
ゆるキャン△は主要キャラクターが5人いるから、衣装も5セット必要なのだ…。
キャンプ、アウトドアをするアニメだから、こういった小物も必要になる。
そもそもはレザークラフトを最初に始めた。
そのうち、ねんどろいどどーる(ねんどろいどの首をすげ替え、服を着せて遊ぶもの)
の存在を知り、アクセサリーなどがハンドメイドの本革で作られているのを知った。
それならば自分も作ろうと。
端革で小物入れなどを作るのも楽しい。
構造が簡単な小銭入れなども作れるようになった。
とにかく各務原なでしこが可愛いんだよね。
もうすぐ不惑を迎えようというおっさんがいきなりこんなものを作り出すのは、
まさに異常事態としか言いようがないが、意外と周囲には好評だ…。
これら細かい作業の蓄積で、やがて猛烈な眼精疲労と頭痛に襲われるようになり、
眼科医にすすめられるまま、人生で初めて眼鏡をかけるようにもなった。
ドール服は縫い針、糸など簡単な道具とほんの小さな布の端切れで作れるため、
手軽な趣味として最近、人気があるようだ。
老若男女、楽しめるものとして、理解が広まってほしいものである。
2021/4/23 歩古丹 探索記
オロロンライン、日本海沿いの廃漁村、歩古丹(あゆみこたん)を訪ねる。
国道231号、日方泊トンネルとマッカ岬トンネルの合間、道はぐいぐい高度を稼いでいくが、その海側に、ひっそりと忘れ去られた(知ってる人には有名な)歩古丹の集落がある。
航空写真からは、小学校の建物がしっかりと確認できるんだが、そこに至るまでの道はすでになく、急斜面を降りていくしかない。
かつて歩古丹との人やモノの往来は船運が主だったようだ。それもそのはず、ここは長らく北海道で陸の孤島と言われた雄冬にほど近く、雄冬~増毛間は奇岩、断崖の続く、いまだに道路改良工事の絶えないところ。
もう数年前に通りがかったとき、断崖の下にある番屋のような建物の屋根が気になり、ネットで調べてそれが小学校跡だと分かった。そして最近、「もうあと数年で倒壊するだろう」という情報を得て、夏になればいちめんの藪となるこの急斜面を降りていくには、ダニのいない今の時期しかないだろうということで、焦燥感でいてもたってもいられず、行ってきたのだった。
数日前に起きた国道231号、送毛付近の土砂崩れにより、当別青山より道道28号~国道451号の迂回ルートを取ることになった。
国道沿いには歩古丹の名を冠したバス停がある。
バイクを止めて国道を歩き、降りられそうな箇所を探す。
フルフェイスメットで徘徊する姿はまんま不審者であるが、転落やヒグマと遭遇したときの防御力がそれなりにはあるだろうと思って、いつもどこかを探索するときにはこの姿である。
国道から目指す海岸を見下ろすと、ちょっと分かりづらいけどかなりの高度感で腰が引けてしまう…。
まぁ行くべし。向こうに旧国道の覆道が見える。
降りちまったからもう引き返せないぞ…。
海岸に降りたところで小学校の建物が見えた。
ここからは岩場を歩く。
歩古丹の集落がどんどん近づいてきて興奮度はMAX、しかし足場が悪いので手ごろな流木を拾い即席の杖とし、はやる気持ちを抑え、足元に気を付けつつ進む。
とうとう歩古丹小学校の全体が見えた。
とうてい自分の目で見るのは無理だと思っていたので感慨もひとしお。今回の訪問に当たっては、先人たちの訪問記を見て、大いに勇気づけられた。感謝したい。ただやはり他人におすすめはしにくい。登山などする人からすると、大した高低差でもないんだろうけど、やはり足を滑らせたら下手すると死ぬというリアルな現実がある。
手前の建物は基礎と煙突だけが残っている。
立てかけてあるのは流木の杖。(攻撃力+3)
ほとんど壁しか残っていないようだ。
白い大便器が瓦礫の中から顔を覗かせている。
トイレがあるということは、こちらは裏側なんだろう。
小便器は壁ごと倒れてしまっている。
入口を横切って…。
校門から校舎を望む。
廊下はごらんの通りで中を探索するのはちょっと躊躇われる…。
屋根はすっかり抜け落ち、やがて壁だけになってしまうだろう。
昭和46年閉校とあるから風雪に耐えて50年、よくぞここまで残っていてくれたもんだ。
黒板も落ちてしまっていた。
こちらの教室もご覧の通り。
春の陽光が素通しに幾何学模様を描く。
正面玄関の目の前が日本海。
船着き場が見下ろせる。
校舎の裏側に回ってみる。
こちらも煙突や便槽のようなものが残っている。
鉄製のブランコには蔦が絡まり、すっかり同化してしまっていた。
学校裏側、斜面に沿って何段か平坦地があり、それぞれのスペースに生活用具が散乱していた。
巻き上げ機のようなもの。
ビール瓶がきらきらと輝いていた。
ガラス製の浮き。
一瞬、持って帰ろうと思いもしたが、とっていいのは写真だけである。
薪だろうか。50年も経ったにしては原型が残っている。
集落の高台から。
一羽のカラスがここらを縄張りとしているようで、つかず離れずこちらの様子を伺っていた。今の住人はこのカラスだけということか。
灰色の集落を彩っていたのは、スイセンの黄色い花と、頭の赤い境界石と、白い便器だけだった。
帰りは岩場歩きを嫌って、集落の高台からそのまま国道までの斜面をジグを切りつつ上っていったが、途中から小さな沢があったりしてヌルヌルベチョベチョになり、けっこう大変だったことを付け加えておく…。
2021/2/26 苫小牧植苗 アキアジ地蔵尊を見に行く
先日、苫小牧の林道、湖沼をネットで調べているときだったかな。
ウトナイ湖畔にかつてサケの孵化場があり、そのとき建立されたお地蔵様が、
今もひっそり湖畔にたたずんでいるという情報にたどり着いたのは。
アキアジ地蔵尊の建立経緯についてはこちらのブログに詳しい。
英坊法師のブログ(BLOG of Old Man “EIBOU” like Buddhist priest) : アキアジ地蔵尊像に纏わる話(楽水No.867)
当時の事業者がサケの豊漁と慰霊を願って建立したものが今も人知れず湖畔に…。
これは行かねば。
ウトナイ湖畔は広大なヤチ(湿地)で、雪のない時期よりは2月のいまごろが訪れやすかろうと、JRを利用して訪問してみたのだった(ついでに虎杖浜で温泉も)。
いくら雪の少ない苫小牧とはいえ、万が一雪が深くてはツボ足では探索もままならないため、用心のためにスノーシューを担いでいった。
JR植苗駅で下車し、駅前から目的の湖畔まではひたすら、線路脇の道を行く。
一本道なので分岐までは迷うことはない。
(以下、地図は国土地理院地形図より引用、赤字は筆者による)
積雪は道を薄っすら覆う程度しかない。シカ、キツネの足跡を見ながら行く。
札幌、空知地方、とくに岩見沢はここ数日で観測史上に残るほどのドカ雪となったが、こちらは例年と特に変わりはないようだ。
途中、鹿よけのゲートを3か所通過。
積雪によりこのゲートが開かない懸念もあったが、JRのメンテナンス路でもあるのか、クルマの轍も残っていることから、真冬でも通過は可能だと思われる。
線路と反対側(湖側)に目をやると、ところどころに獣道ができている。
駅から2kmほど、目的地までの中間地点に「ウトナイ沼南東部砂丘地区」の看板あり。ここまでひとつだけ、ここ数日のものと思われる人間の足跡があったのだが、その足跡はこの森の先に消えていった。ここからだと砂丘部は雪に覆われて見えない。
夏場は、こちらを目当てにウォーキングされる方もおられるようだ。
駅から3.5kmほどで、やがて森の中へと続く分岐にたどり着く。
入り口にはポールとチェーン(写真右側に白く映っているもの)があるため、迷うことはないと思われる。夏場は藪に覆われているかもしれない。
枝葉が上半身をかすめるような、長いことクルマが入っていないと推測されるような作業道が森の奥に続いている。積雪は少なく、担いできたスノーシューは無用の長物となった。道脇には傾いだ標識があり「ケーブル埋設」といった文字が見えた。
湖畔に近づくにつれ作業道は明確でなくなる。
地形図を見ながら方角を決めて進んでいく。
地形図のちょうど道が曲がるあたりに、鉄製のゲートの残骸のようなものがあった。
1963年の航空写真では、このゲートの前方に施設類が並んでいるのが確認できる。
地形図ではここから湖畔まで道が伸びており、ポッチ状の何か建造物も表記されていることから、お地蔵様もここにあるものだと思っていた。しかしポッチは何かの計測設備のようであった。
計測設備を過ぎると湖畔に出てしまう。
また、地形図上でさらに北に延びる道はこれまた藪の中であり、足を踏み出すと氷の割れるような不気味な音がしたため、それ以上進むのはやめておいた。
放流設備近くの足元にあった朽ちた看板。
安平川で...サケの放流…と読める。これはかなり後年のものだろう。
周囲にお地蔵様は見当たらない。
先ほどのゲートらしき残骸の前方、かつて施設群があった箇所まで戻り、周囲を探索する。藪に紛れて、いくつか湖畔には不釣り合いな立木があるのは、かつての屋敷林だろうか?
コンクリの遺構。
ドラム缶の残骸。
貯水槽?
敷地内には堀のように人工的な高低差が見え、かつてため池であったことを思わせる。
20分ほど、背丈ほどもある藪の中を調べて回ったが、いくつか遺構は見つかったものの、お地蔵様と思しきものは見当たらない。小高い木にまたがり、双眼鏡で周囲を見渡してみたりもするが、時間を浪費するばかりで…。
頭上を新千歳空港発着の飛行機が行く。遠くで水鳥の声がする以外は、静寂そのもの。
やはりお地蔵様は移設されたのかな。
諦めて帰ろうとしてゲートの残骸まで戻ったそのとき。
先ほどは地形図のルートに気を取られて気づかなかった、逆方向へと延びる道を見つけた。おそらくはシカ道であろう、実際にシカの足跡もついている。
とりあえず行ってみると…。
見つけた。
アキアジ地蔵尊のご尊顔。
昭和23年10月24日建立、73年前のお地蔵様は確かにあった。
お地蔵様は、小高くなった丘の、さらに蓮台の上から、かつてサケ孵化場の設備のあったあたりを見下ろすように佇んでいる。
以下は位置関係。
お地蔵様の近くに目印の青いテープがいくつかあり、砂丘のほうからこの湖畔にアプローチした人がいたのかもしれない。
鉄製ゲートの残骸に突き当たったら、右手の小高く開けた場所にお地蔵様はある。
夏場は藪が生い茂り到達は難しくなると思われる。
かつて人の営みがあったことを明確に示すのは、いくつかの遺構と屋敷林、そしてこのお地蔵様だけとなってしまった。
お地蔵様がいつまでもここに無事であることを祈るのみである。
6/5 一泊二日 えりも町の旧北海道肉牛牧場と、道道987号 豊似広尾線を行く
列島でコロナウィルスが猖獗を極めるなか、雪解けからは読書をして過ごしたものの、
とうとう長の自粛に耐え切れず、令和2年の初ツーリングに繰り出したのが6月の頭。
行先はえりも町と決めていた。
昨年のツーリングで、ゲートに阻まれ入場できなかった、
えりも町の旧道営牧場に、今年こそはたどり着くんだ。
まずは事前にえりも町役場に申請書のFAXを送り、入場の手続きを済ませた。
ここ数年、春先のツーリングはえりも周り、晩成温泉を宿と定めて、
まったり走るのが恒例になっている。
(ディマシオ美術館とかあるようなとこ)
交通量がほとんどなく、まだ春先で長距離に慣れていない体には、
ちょうどいいコースとなっている。
生まれたての子馬を眺めながら寂れた(失礼)集落を繋ぎながら走るのがまた楽しい。
門別町鳩内の集落。
鳩内小学校跡地。
カッコウが鳴いていた。
なんとなく脇道にそれてみると、離農した農家が見つかった。
去年見つけた、人懐っこい馬の親子がいる秘密のスポット。
今年も撫でさせてくれた。
休憩してたら、向こうから勝手に近づいてくるんだもんな。
(ナデナデ…)
(鼻息があったかい…)
左が母馬で、右はたぶん去年見た子馬だろう。
毎年同じようなルートを辿って飽きないのかなと思うけどね、
まったくそんなことないんだよね。
この馬たちにも、来年また会いに行こうって思うしな。
この道道1025号も毎年通ってるけど、「また来たぜぇ…!」って楽しみしかない。
丘を上ったり下りたり、ダートになったり。
今年はさらに、旧道を見つけたりもした。
この手の旧道にしては珍しく、管理がなされているようで、きちんと通り抜けられた。
浦河を過ぎたあたりから、とうとう急峻な日高山地が海の間近まで迫り、
山側を迂回する道がほとんどなくなってくる。
仕方なく国道を走ることになるが、十勝へ向かうクルマはほとんど、
国道236号の天馬街道を通るため、交通量が減るのが幸い。
天気が良いのでエンルム岬の展望台に上ってみる。
幌満の旧国道にも立ち寄り。
えりも町役場で、注意事項などを聞いて、牧場のゲートの鍵をゲット。
行くぜぇぇぇ!!!!
…ゲート開いてた。どうやら林業者が出入りしてるらしい。
気を取り直して、行くぜぇぇ…!!
うおおおお!!
そこには思っていた通りの絶景が広がっていた。
見渡す限りの丘、牧草。
それらを突き抜ける道。
仰ぎ見れば日高の山脈。
眼下にはえりも岬の突端。
…そして風!
海風がモロに吹き付けて、まともに立っていられないほどだ。
バイクも倒れそうな勢いだ。
日差しが暖かいからいいものの、曇天の日などは体力が一瞬で奪われていただろう。
この日、この瞬間にこの景色を見られてよかった~。
報道によると、ここに風力発電を建てる計画があるという。
だとすると、この景色が見られるのもあと数年かもしれない。
さて満喫したし十勝へ向かおう。
あっ。
ゲートが閉まってる。
さっきすれ違った木材運搬車が閉めていったんだな。
というわけで鍵がないと閉じ込められる危険性あり。
きちんと手続きをして侵入…立ち入りしましょう。
今回の旅はほかにも目的があるんだ…。
道道987号 豊似広尾線については二日にわたり探索することになったので別記事で。
今夜の宿はいつものごとく晩成温泉向いの晩成の宿だけど、
広尾からなぁ~んもないナウマン国道を突っ走ったあと、
商店跡のある交差点をカクッと曲がって、
ホロカヤントー線で海辺の温泉までたどり着く瞬間が本当に好きで。
脳汁(ドーパミン)がドバドバ出るのを実感するんだよな。
温泉の前で、「今日が生まれて初めてのキャンプ」というおじさんに出会った。
バイクのナンバーを見ると埼玉であった(うろ覚え)。
なにもこんなとこで…と思ったけど、てか、口に出したけど、
太平洋の波音を聞きながらのキャンプは、きっと一生忘れられないものになったろう。
朝は霧でべちゃべちゃになって往生しただろうな。
日暮れまで間があるので、ちょこっとホロカヤントーを見物した。
いつものやつ。大樹チーズサーモン丼。
これまたいつものやつ。
コロナで少しだけ制約はあったものの、温泉も食堂も普通に利用できてよかった。
あと、食堂で地元のおっさんたちの会話に聞き耳立ててると、
大樹ではすでにこの時点で給付金が支給されていたらしい。早いな。
翌日…。
えりもの役場に鍵を返さねばならないので、日高路を往復することになる。
ちょいと寄り道して廃校を眺める。
歴舟中学校跡。
張り紙によると、なんかに再利用されていたような。なんだっけ。
黄金道路を南下していくと、おそらく昆布漁だと思うが、
地元の漁師の軽トラがものすごいスピードで走っている。
…のはいいのだが、トンネルで煽ったあげく追い越すのはさすがにやめてほしかった。
生活かかってて急いでるのは分かるけどさあ。
北海道ってトンネルで無灯火のクルマもいるから、
もしそんなのと鉢合わせしたら、巻き添え食って即死だよな。
鍵を返す前に、昨日の牧場にたどり着く別の入り口がないかと、
地図を参考に探索してみるが…。
小川を渡るよさげな林道から入れると思ったが…。
チェーンで封鎖。まぁダメだよね。
役場に鍵を返して、あとは無事に帰るだけ。
空腹に耐えかね、静内で食べたラーメン…。
店名は「家康」だったかな、予想外に美味しくて、
気持ちもほっこりして家路についた。
道道987号 豊似広尾線 探索記 2020/6/5 6/6
(ツイッターでの趣味の集まりをこう呼ぶらしい)のつぶやきから、
いろいろと情報を得る中で、豊似広尾線というぶつ切りの未成道のことも目に入った。
道路の線形は複雑で、未完成、しかも完成箇所も通行止めで走破は難しいらしい。
(以下、地図はすべて国土地理院の地形図より。
赤字の注釈は筆者による。)
野塚川のあたりで道道を表す黄色線が途切れているのが分かるだろうか?
豊似広尾線なので本来は北から南、豊似川から野塚川、
札楽古川を経て広尾の町中へと辿るのが正しいが、
今回は日程の都合であっちこっちぶつ切りで見て回ることになった。
まずは広尾市街地から広尾小学校の旧校舎?を横目に、西へと進んでいく。
右手に山、左手に農地を見ながら道は伸びている。
なかなか気持ちのいい道…。
1~5の向きで走っていった。(クリックで大きくなります)
写真1の地点、広尾側のゲート。開放されているものの、
「楽古ベツー茂寄幹線」間で通行止めの標示。
写真2の地点。ここからダート。
写真3、締まった砂利ダートで路面は良好。
写真4、峠を抜けてちょっと開けてきた。
写真5、パンケ札楽古川を渡ったところでまたゲート。
この手前から再び舗装路となる。
写真6、札楽古川を渡る赤い欄干の札楽古橋。
ちなみに楽古の読み方は「らっこ」。かわいい。
写真7、ゲート。左右に基幹農道と思しき道が交わっている。
写真8、農地の中を伸びていく道道と赤いゲート。
道道の標識はあるものの、先ほどの農道か町道と思しき道のほうが、
こちらよりよっぽど立派である。
地図によっては、ここから先は道道として表記していないこともあるようだ。
また、ヤフー地図だと、写真7地点から109.0三角点への脇道も道道扱いになっていて、
さながら楽器のトライアングルのようないびつな形になっている。
旧道なのかな?
まぁ進みましょう。
(クリックで大きくなります)
写真9、道は再び山間へ、3.0t制限の小さな橋を渡り、分岐に突き当たる。
写真10、中楽古林道との分岐点、道道指定はどうやらここで中断らしい…?
このときは気づかなかったのだが、中楽古林道を辿ると、
野塚川の向こうの道道の続きに出られるようだ。
写真11…それなのに別の分岐にずんずん進んでしまった。
こちらは野塚川線というらしかった。
(なかなか見晴らしのいい箇所もあったし、まぁいっか)
この日は晩成温泉に泊まるため時間切れ、翌日、反対側からの走行となる。
(クリックで大きくなります)
国道236号から道道987号の起点へ。最初は二車線の舗装路。
写真12、花春の最終民家(左手)のところでゲート。
写真13、カシュンナイ川を渡る小さな橋。
この手前で一車線となり荒れてくる。
あんまり人の入っている気配がない、ヒグマの出そうな雰囲気。
写真14、通行止めのゲート。
森の中にひっそりと佇む色褪せたゲートに、思わず心が躍ってしまう。
道道はこれから山の中へ進むのだが…。
写真15、ゲートから先を覗くと、標識は笹に埋もれている。
道路自体は割としっかりしているので…。
写真16、ゲートから先に進んでみる。
写真17、かなりの急勾配で、ハァハァ言いながら上っていく。
当然クマ鈴装備です。
写真18、路面はかなりもろく、雨でえぐれている場所もいくつか。
この区間はずっと通行止めらしいけど、それも無理ないかな。
ヘアピンになってる箇所の勾配がちょっとね。直してもすぐ崩れると思う。
写真19、平成9年までは手が入っていたらしい。
それから20年以上経ったにしては道の状態が良いことから、
たびたびメンテナンスは入っていると思われるが…。
上りは途中で諦めて、山の反対側からアプローチすることに。
上野塚の道道は地形図だと黄色線のようになっているのだが、
写真20の地点に通行止め標示があることを考えると、赤字のほうが正しいのでは…。
写真20、またも畑の中を突っ切る道路と通行止めの標識が。
こっちが道道だと思うんだけど。
写真21、さっき越えられなかった山並みが眼前に。特に名前はないらしい。
写真22、山裾にゲートと道道の標識があった。
農地を突っ切った先にある、草ボーボーの風景とは不釣り合いな青色のヘキサ。
まるで一つのアートのようで、その場にしばし佇んでいた。
写真23、ゲートから先に進むが、いきなり「その他の危険」の標識。
畑が近いせいか、ヒグマの気配は薄いように感じる。
(後日ツイッターでの地元の人の情報によると、まさにこの地点のすぐそばで、
くくり罠にかかったヒグマがおったそうな。)
写真24、しばらくは高低差のゆるいルートが数百メートルほど続く。
写真25、勾配のきつくなるあたりでいきなりの倒木、ここで断念。
距離的にしてもあと200メートルくらいなんだけど、ここだけ制覇できなかった。
やっぱりこの区間がネックになるな。
ただ、ここを通したところで、誰が利用するんだろう?って感じ。
周辺住民も数十人かそこらだろうし。
この倒木は、先ほどの地元の方が、鋸で切ってくれたそうな。
その方はこの先の峠の部分も含めて走破したそうな。
ふもとに戻り、残った区間を舐めつくすことにする。
本当にこんなぶつ切りでカクカクした道路が道道なのか?という疑問はすぐに解ける。
写真26、きっちり道道の標識があるんだもんな。
この先は、野塚川を渡る前に道道としてはぶつ切りになっているはずだが、
中楽古林道を通じて昨日の楽古側に抜けられるはず。行けるところまで行ってみた。
(クリックで大きくなります)
写真27、野塚川林道にぶちあたる。ここで道道は終了だろう。
やや動物の気配が濃い林道を直進していく。道路の状態は良い。
写真28、野塚川を渡り、真新しい築堤の上を走る。
写真29、逆側から。
本来ならこのあたりで中楽古林道と接続するはずだが…。
写真30、築堤の上から中楽古林道方面を望む。
道路は完全に崩壊したようだ。2016年の台風の影響かな?
これにて豊似広尾線の行けるところは終了。
あっちこっち通れたり倒木やゲートに阻まれたりと、
長くなった豊似広尾線だけど、開通してる区間は総じて走りやすく、
また農地に伸びていく轍と、道道の青い標識のコントラストはとても美しかった。
物好きな方々にはぜひともその目で見てもらいたいもんだ。
おわり
youtube liveが途切れる問題についてあれこれ
表題の通り、2019年の暮れごろから我が家で頻発しているこの問題。
具体的には、PCでyoutube liveのゲーム配信などを閲覧中に、
放送が一瞬途切れてしまい、ライブから後追い再生に切り替わってしまうというもの。
実害らしい実害はないのだが、後追い再生になるためにコメントなどの反映に大きなラグが生じる。
あとBGM代わりに配信を再生していると、音声がプツプツ途切れてうっとおしい。
正常な状態。ライブ配信が行われている。
通信が途切れた後。後追い再生に切り替わっている。
その状況のタスクマネージャの状態はこちら。
通信が一瞬、途切れているのがわかる。
同様の症状に悩まされている人を発見した。
https://support.google.com/youtube/thread/22822755
ほぼ自分と同じ症状と見て間違いない。
自分はネットワークには詳しくないので、分かる範囲で問題の切り分けをしていく。
以下、環境と、試したこと。
OS windows10
M/B ASUS H170-PRO
CPU Core i7-6700 3.40GHz
メモリ 16GB
回線 フレッツ光ネクスト ファミリー・ギガラインタイプ
ISP DTI IPv6(IPoE)OCNバーチャルコネクト
各種ドライバ、ファームウェアなどは最新。
speedtest.netでの測定では対象サーバーにもよるが、DL、ULともに300mbps程度。
・ルーター(NEC WG1200HS3)のファームウェア更新、LANケーブル刷新。
→変化なし。LANケーブルの断線を疑い、無線にて運用しても同様。
・ルーター変更(ELECOM WRC-2533GS2-B)。
→変化なし。
・時間帯によって症状に違いがあるか?
→なし。朝方や昼間でも発生。
・NTTに回線の調査を依頼。
→問題なしとの回答。
・PC側のオンボードLANの不調では?
→USB-LANアダプターを使用しても同様の症状。
・youtube liveの配信者側の問題では?
→現状分からない。低遅延モードで配信すると症状が出やすいとの情報あり。
・twitch、ニコニコ生放送など、他の配信サイトでも発生するか?
→発生する。
twitchやニコニコ生放送を視聴中でも、一瞬、通信が途切れることによって放送や音声がプツッと途切れたりするが、その頻度はyoutube liveに比べると少なく、ライブから後追い再生に切り替わるようなことはない。
これはyoutube liveの低遅延設定がいちばんバッファに余裕がないせいだと思われる。
・youtube liveを複数視聴してみた場合は?
A放送、B放送を別ウインドウで視聴した場合、それぞれ別のタイミングで途切れが発生する模様。
↑この谷の部分でA放送のみ後追い再生になった。
A、B放送いずれも低遅延設定かどうかは不明。
以上のことによる推測
・SSDやHDDが書き込み/読み込みに耐えられず一瞬止まっているのでは?
→考えられる。
・昨今のトラフィック増加によりフレッツ光の回線が逼迫しているせいでは?
→これも考えられる。
・アンチウィルスソフトなどの常駐ソフトが悪さをしているのでは?
→これも考えられる。
・配信サイト側がおかしい。あるいは、配信設定と回線などとの相性の問題。
→おそらくこれがいちばん可能性が高いように思われる。
あとは個人でできる解決策といえば、
SSDを交換して、クリーンインストールくらいかな。
その後、クリーンインストールしてみた。
→効果なし!
・まとめ
インターネット上でも、同様の報告が多数あることから、
回線自体の問題か、放送側の問題であると個人的に結論づけた。
何か情報があったらください。
・追記(2021/12)
落雷で壊れたPC環境を刷新したところ、再現されなくなった。
よって
マザボ、CPU、メモリのいずれかが原因だった可能性が高い。
移転しました
コメントは消えちゃいましたけど、備忘録がわりにほそぼそ続けていきます