厚田～幸せコース？

今日も強風の予報でした。
それも北向きの風となれば、帰りを楽したくなるのは人情というもので、
やっぱり石狩方面へ向かってしまうのでした。

シップの坂ですでに脚が思うように動かず。
どうやらこのへんは海風で追い風基調なのが助かりました。

浜益の風車の丘を超えて･･･しかし、日曜ということもあってかライダーが多い。
シーズン始めなので誰も彼もはしゃいでいる。この時期は運転が荒い車が多くて怖いのです。
まあ海岸線はいつもこんな感じかもしれませんが。

厚田のマチに入る前に、脇道へそれました。
ここらに、実に良い道があると聞いていたのですが、都合がつかなくて今まで行けずにいたところです。

はじめは本当にここで合っているのかと半信半疑でしたが、そのうち13%の坂も現れて、
ウグイスの鳴き声も聞こえて、上っているうちにだんだん幸せになってきました。
なるほど、ココが仲間内でよく話に出る幸せコースに違いない。
名づけた人は天才でしょう。これで違ったら恥ずかしいな。

やがて道は月形厚田線に合流します。
ここからまた、ひとつ山を越えねばなりません。
たいした標高じゃありませんが、今の自分にとってはキツイものです。

ヒイコラと腰の痛みに耐えながら、インナーローで上っていると（ギア比は1.2！）、
向こうっかわからものすごいスピードで下ってくる御仁がいます。
下りもペダルを回すとは･･･精が出ますね。
てきとうに挨拶してまたヘコヘコと坂にへばりついていると･･･また来る、それも、集団で。
どうやらこれは練習会？
そういえば、ここに来るときに石狩新港あたりで練習会に行くという人と行き会ったのでした。
本気レーサーの皆さんに屁たれっぷりを見られていると、すごく恥ずかしいというか･･･気持ちいいです。

下った後は追い風区間でヒャッハー。
ダム工事は着々と進んでるみたいで、のり面は補強されてますし、ところどころ舗装も新しくなってます。
一帯がダムに沈む計画になってますから、多分、湖面に沿って道路を敷く形になるんでしょう。
だとすると今より高い箇所を走ることになるので、高いところが苦手な自分にはちょっと･･･。
さっぽろ湖畔とかもかなり苦手なんです。朝里のループ橋なんて大嫌いです。

ふっと見つけた巨大戦艦。すごくバイラル・ジンっぽい。足場職人の腕がうなる！
同じのがいくつも並んでますから多分この上を道路が･･･ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

コッコは完全スルーです。

本庄睦夫生誕の地のいしぶみ。
普請のあとも新しいロイズ工場のすぐそば。
あたりは、ヒバリとセキレイのさえずりが聞こえる耕地です。

走行距離　およそ110km