DVD スイッチバック 北の鉄道

STVの企画した、北海道の廃線を扱ったDVDが本日届き、鑑賞を終えました。

自分は鉄ちゃんではないけれど、ラジオで宣伝を聞いて興味が出て、
気がついたら予約していました。

※北の鉄道　で検索すれば、STVの販売ページが出てくると思います。
送料込み2480円。

当時の映像や写真、さよなら列車の運行の様子など交えながら、道内の廃線の歴史を紹介しています。

いずれの映像にも登場するのは、生き生きとした年若き鉄ちゃんたち。
いもジャージ姿で車内放送を大きなラジカセで録音したり、切符を大事そうにアルバムしたり、
さよなら列車を線路ギリギリまで迫って撮影したり。（今だとすぐ、通報されてしまいます）

どの路線も、はじめは石炭や木材を運ぶために線路が敷かれ、
戦後の需要減とモータリゼーションの普及・推進とともに、
衰退の途を辿っていたことが見ていて分かります。

DVDに収録された中で実際に沿線を（少しでも）訪れたことがあるのは、
定山渓鉄道、手宮線、万字線、湧網線。
ことに湧網線は3年前の1000kmブルベのときに廃線跡のサイクリングロードを通り、
その景色のすばらしさに感動したものでした。
DVDでも車窓からの映像が収められていますが、網走湖、能取湖、サロマ湖、
冬は流氷と、海沿いの風景はまことにすばらしく…。
でも、景色の良さだけでは残してはおけないのですよね。
ましてや単なる郷愁だけでは。

欲を言えば夕張近辺の路線も収録されていればなお良かったかも。

最後に、湧網線跡の網走常呂自転車道線の画像を。
2009年のものです。

（これは違うかもしれない）

計呂地駅跡（ライダーハウスとしても利用されている）