のんびり自転車ダイエット in札幌 ver.2

yahooブログから引っ越しました

雪かき4時間コースにぐんにょり

数日前に札幌ではちょっと多めの雪が降りまして、
きのう、屋根に積もった雪がズドドッと落ちてきました。
まず降った当日に家の前の雪かき、そして次の日に屋根から落ちてきた雪の雪かきです。
時間差攻撃です。
先に積もったぶんはパウダースノーですので、さくっと投げて(捨てて)しまえるのですが、
屋根から落ちた雪は異様に重い。なんでか?
太陽の熱で若干溶けて水分を含んでいるから?落ちたときの衝撃で圧力がかかって身がしまるから?
どちらかは知りませんが、とにかくスコップ1杯でかなりの重さになります。

人力で、ん、よいしょ!っと飛ばしていたんでは埒があきません。
そもそも飛んでも2~3メートルです。飛距離が足りません。
そんなときに活躍するのが電動除雪機です。
ロータリーで雪をかきこんで、遠くに飛ばしてくれる、
なんとも頼もしいヤツです。

しかしこの電動除雪機、ロータリー部分よりも丈の高い雪、圧雪、氷は飛ばしにくい、
という弱点があります。
そこは人力で補うわけです。
まずは背丈ほどにうず高く積もった雪を、
足を使ってスコップを雪の山に食い込ませ、持ち上げ、崩す。
除雪機で飛ばし、崩しては飛ばし崩しては飛ばし…
この作業で2本、スコップをダメにしました。柄の部分がポキリと折れました。
体重の増加のせいか、それともパワーが増えたのか、スコップの寿命なのか、原因は判然としません。

屋根から落ちた雪の最下部は圧雪になっており、そのままだとうまく飛ばせなかった雪が
少しずつ除雪機の下に溜まり、徐々に本体が浮き上がってしまいます。
そこで、テコの原理を利用して、除雪機を地面におっつけるように力を入れます。
実際に力を入れるのは上方向ですが、これがまたしんどい。
ほとんどフルパワーでやらないとうまく削れない。
雪かきでアイソメトリックス運動をやるハメになりました。
二の腕に乳酸が溜まっていくのが実感できます。

こうしてうんざりするような運動を繰り返し、やっとこ雪は片付きました。

しかし、北陸甲信越地方のかたがたの苦労を思えば、たいしたことはないのかも…。
あっちは北海道より暖かいですから、たぶん、水分を含んだずっしりと重い雪なのでしょう。
そんなのが3~4メートルも。そりゃ屋根も抜けますって。

この雪のおかげで、北海道は夏場に水不足になるでもなく、おいしい雪解け水も飲めるわけで、
恩恵も多々あるとは思いますし、雪かきは冬場のいい運動にはなりますが、
一気にドサッと振るような雪は遠慮したいところです…。

今年はこれ以上大雪にならないといいなあ。