のんびり自転車ダイエット in札幌 ver.2

yahooブログから引っ越しました

DHバーはどんなもんだろうか

長距離を走る上でつらいのは単独での向かい風ですよ。
さいわい前回の1000kmではほとんど引いてもらっていたので風の抵抗はごく少なくて済みましたが、
当然いつもそういうわけにはいかないわけで・・・。

それと、走行中に

「ここ(ハンドル中央)に肘あてがあったら楽だべな~」

みたいなことを何度か考えてました。
んでシフトワイヤーを掴んでハンドル中央に肘を乗せて走ってみたり。→危なくてすぐに中止
さすがにいくつものポジションが取れるドロップハンドルとはいえ、いい加減疲れてくるわけです。
DHバーならポジションがさらに増えるし、良いんじゃないのん。と思って、いろいろ検討していたわけですが・・・

・メリット
エアロポジションで空気抵抗減。
あのポジションはきつそうに見えて実はすごく楽らしい。
というわけで、らくらく平地巡航ができる。

・デメリット
基本的にブレーキ・変速機に触れない。危ない。
使える場所が限定される。(つーても、北海道なら郊外だとほとんどOKでしょうが)
重くなる。
セッティングが難しいらしい。
ペダリングもちょっと変わるらしい。
肘あてが跳ね上げ式でないと、ドロハンのフラット部分を握れなくなる。
なんか遅いヤツが使ってると格好悪くみえる。(これは大きいぞ)


というわけで、デメリットのほうが大きいような気がしてます。

そんななか、思い浮かんだのが、かつてチネリ社から出ていた"スピナッチ"という簡易DHバーのような、
マルチポジションバーのようなシロモノで・・・
肘あてはないが、そのぶんハンドル周りはすっきりできるし、ライトもつけられる(はず)。

いろいろ検索しているうちに、コレを使ってらっしゃるブルベ人のhatenaさんのblogがたまたま引っかかり、
そこで非常に参考になる記事を見ることができました。
http://yamadashi.exblog.jp/9305860/
この記事で紹介されてるのは今回の1000kmを最速で走り抜けた人で、
日東の便利ホルダーとバーエンドを使って、簡易DHバー&マップ、ライトホルダーとして使用されてるようです。
その人が剛性はスピナッチより上と仰るならこれは間違いないだろうと。
たまたま家に便利ホルダーが2個あるし・・・
家にある、あまったハンドルで適当にくっつけてイメージしてみたら、これがなかなか良さそう。


イメージ 1

ちょっとバーエンドが長すぎ&曲がりすぎで交差してますが、こんな感じです。
こうして見るとスピナッチと違って、肩の部分は使えないことになりますね。

ただ、便利ホルダーってタイプIとタイプIIがあって、
タイプIはクランプ部が23.8mm。(ドロハンのハンドル径)
タイプIIはクランプ部が22.2mm。(フラットバーのハンドル径)
うちにあるのはタイプIが二個だから、付属のバー(23.8mm)が太すぎてバーエンドが入りません。
バーエンドをつけるためには、22.2mmのハンドルをぶった切って間にアルミでも噛ませてクランプし、
さらにバーエンドを装着するか、ドロップハンドルを適当にぶった切って使うかしかありません。

ホームセンターでアルミ板を買って間に噛ませてみたら、それなりにきちっと締まってるようではあるが・・・
マルチポジションバーをぶった切れば、丁度良くなりそうだなあ。
そうすると肩の部分も使えるし・・・でもそれなら、スピナッチ買ったほうが早いかな?

とりあえず、自転車店でハンドルやバーエンドをいろいろ眺め回してくるべ。

こうやってウダウダと装備を考えるのも、ブルベの、いや自転車の楽しみの一つです。

そして遅い奴ほどあれこれ装備に頼りたがるというのも真理です。あぁ・・・。