のんびり自転車ダイエット in札幌 ver.2

yahooブログから引っ越しました

道南ツー 二日目 きじひき高原キャンプ場泊

二泊三日のツーリング 二日目 9/12

夷王山キャンプ場で快適な目覚めを迎えたあと、次の目的地へと。
先夜、勝山館ガイダンス施設でもらったパンフレット類をテントの中で読み漁り、
道南の歴史ロマンにすっかり浸ってしまいました。
当初の予定では上ノ国から道道でまっすぐ木古内へと向かい、
そこから江差線に乗って、ほぼ同じ鉄路を往復してくる・・・という、
鉄ちゃんっぽいルートを取るつもりでしたが、
ここはやっぱり、松前にも立ち寄っておきたくなり、海岸線を南下していきます。

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松前城に、着いたでござる。

9時開館のだいぶ前に到着してしまい、しばらく城内、くまなく歩きまわって時間を潰します。

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松前家の墓所、歴代藩主とその家族のお墓がずらーり。
うぉおおおお興奮するううう。



・・・松前城天守閣の中身は、資料館でした・・・。

入場時に松前藩屋敷とのお得なセットきっぷを買ったので、今度はそっちに向かいます。

ワクワク。

・・・なんか・・・。

藩の屋敷が再現されてるのかと思ったら、日光江戸村的な・・・。

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こんなのや

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こんなのがあったり・・・。

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しかも平日朝だから、園内に客が自分ひとりだけっつー、シュールな光景が。

まあ、当時の生活の様子が垣間見られて、興味深くはありましたね。

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二階から向かいの盗人宿を見張ってる鬼平配下の同心気分を味わってみたり。

松前の市街地を迷って、いや、見物して、何気なく入ったお土産屋さん、
そこで試食させてもらった松前漬けがバカウマで、思わず購入。

ふー、松前満喫したー。

海岸線を、さらに南下。

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松前から、北海道最南端の白神岬へ向かう手前で、鉄道遺構?を発見・・・。

白神岬は、最南端なのに、覆道脇にちょろっと駐車場と石碑があるだけで、
襟裳に比べて、なんだかインパクトに欠けるような。

木古内に向かう途中で、青函トンネルの資料館を見つけたので、立ち寄ることに。
人影のない館内でドキュメンタリー映像を満喫すること30分・・・。
このタイムロスと、判断ミスが、のちのち響いてくるのです。

木古内駅についたのが正午過ぎ、11:48発の江差行き列車はすでに出発したあと。
次の江差行きは、14:44発。江差から折り返して、戻ってくるのが、17:22。
木古内から、本日予定していたキャンプ地への距離は、70kmていど。
市街地を通ることを考えれば、1時間半~2時間弱は見ておかないとならない。
日没後のキャンプ設営は、いかにも面倒くさそうなので、避けたい。
となれば、次の列車まで時間があるので、木古内に近いキャンプ場にテントを張り、
また戻って列車に乗ればよい。そう思い、木古内に最も近い(であろう)、
きじひき高原キャンプ場へと向かったのです。
まあ実際は、もっと近いキャンプ場があったうえに、道に迷いまくって、
折り返しても列車に間に合わない時間になってしまったのですけどね。

きちんと時間を調整して列車に乗れていれば・・・。
日没後にキャンプを張ることも覚悟して、時間調整していれば・・・。
と、優柔不断の判断ミスと、ろくに地図も見ないで起こした道迷いによる時間のロスと。
今回、江差線に乗るのはあきらめました。
紅葉の季節に、リベンジします。

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そんでもって、きじひき高原キャンプ場、
高原というだけあって、すばらしい眺望ですよ。
利用料はたったの300円で、自販機もあります。

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風が強かったら困るので、突端にはテントを張らず、
ちょっと木陰に陣取ってみました。
トイレからはだいぶ遠くなりますが、やはり突端に張ったほうが、眺めは抜群です。

この日はコテージ泊が三組程度と、ソロライダーが自分含め3人。
静かな夜、満点の星空と函館の夜景を見つつ、しっかり三箇所を蚊に刺されて、
江差線に乗れなかった後悔と、道南のすばらしさとを、同時に噛み締めていました。