のんびり自転車ダイエット in札幌 ver.2

yahooブログから引っ越しました

羽幌方面廃めぐりキャンプ

ああ、どっか行きたい。遠出したい。

どこに行こう。

春といえば・・・廃墟でしょう。
まだ草木がおがる前ならば、探索も容易でしょう。

そんなわけで、羽幌まで泊りがけで行ってきたのです。

ざっくりとアタマの中に概要だけをうろ覚えで叩き込んでおいて、現地で興味のそそられるものを見つけ次第、
あっちこっちと探索するスタイルを取りました。

だってほら・・・あらかじめ、どこに何があるのか全部わかっているよりも、
自分で発見するほうが楽しいでしょう!
さすがにゼロから探索というわけにもいきませんので、あくまで概要だけ、ね・・・。

宿や食事なんかは入念に下調べするんですけどね。お金がかかってるから。



とるとるとるー。まずは国道275号線をひた走る。
沼田町の直角カーブを曲がらず直進。

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留萌本線、恵比島(明日萌)駅ですと。
別に興味はないけど、看板に導かれて、立ち寄ってみました。
ホームを歩いてたら、駅舎の中に女性の人形が置いてあって、
「ひゃっ」って声が出ました。誰もいなくてよかった。

明日萌駅よりも、線路越しに見える廃墟が気になる。

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反対側に回ってみると、ウヒョー! いいたたずまい。

恵比島駅を後にして、昭和炭鉱のあった辺りを通っていくよ。

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ほほう、沼田ダムのダム湖(ポロピリ湖)の下には、炭鉱街が沈んでいるのか。
知らなかったなあ。

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おやおやあ?
道路沿いにホッパーがありましたぞ。これは奇遇ですなあ。

交通量のぜんぜんない道道867合繊を抜けて、達布の集落へつくと、

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またまたホッパーさんですか、よく会いますなあ。
不思議なご縁があるみたいですねえ。

さて、ここからは楽しい楽しい廃墟めぐりのメインディッシュ、
羽幌炭鉱の上羽幌坑、羽幌本坑、築別坑を順番に辿ってみたいと思います。

まずは上羽幌坑。

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かつての上羽幌のメインストリートをゆく。

道の両脇には、朽ち果てた土台がいっぱい。学校ありの標識も。

このとき、Uターンしようとしてバイクを倒してしまい・・・。

キャンプ道具積んでるうえに斜面に向けて倒しちゃったから、重くて持ち上がりゃしない。
まずバッグを下ろしてから、ふんぬッ。ぜーはー。

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ブレーキレバーの先っちょが折れて、いい感じの2フィンガーレバーになりました!
やったね!




お次は羽幌本坑に向かいます。


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このあたりの道路、なまら立派なんですけど・・・。

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存在感のある廃墟きた!きましたわ!!
テンションMAXですわ!!

時間を忘れて、思うさま探索したあと、さらに建物内に入ってしまおうと足を踏み入れた瞬間、
ツンと鼻をつく獣臭。

見ると、床に、鹿だったものがまるまる横たわっているじゃないですか。
しかも毛も散乱している。

テンション急激にダウン。

そ、そろそろ帰らないとテント立ててるうちに暗くなっちゃうし、ここはまたの機会にしようかな・・・。




本日のお宿は、初山別村、みさき台公園キャンプ場、
ここは夕日と星空がきれいだ(天文台もある)ということで、
そのために割としっかりした三脚も持ち込んできたのさ!

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てっきり独り占めだろうと思ったら、先客がいました。
こんにちはー、と挨拶だけ交わしてお互い自分の世界へ。

日が暮れるまでは間があるから、あたりを散策しましょう。

キャンプ場から階段を下ると、いい感じのお社があるのです。

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金比羅神社さんです。

岩穴にお社って、究極の組み合わせだと思うんですよ・・・。

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ほんとこれは、ポテチにコーラ以上の組み合わせだと思うんですよ。

そして、ボケーっとしてる間に気がついたら、

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沈んじゃってたんですよ。雲のむこうに。

せっかくのシャッターチャンスが。

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でも、ああ・・・。

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いいなあ。


日が暮れると同時に、天文台には次々とお客さんが。

このキャンプ場、となりに温泉とレストランがあって、とても便利!
芝生のサイトも平坦で、トイレもきれいです。しかも無料ときた。
道北めぐりの拠点にもよさそうです。


夕日がだめなら星空は・・・だめでした。
何のために三脚を持ってきたのか分からない。


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明けました。

今日は、築別坑を巡ります。

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これ・・・どこだっけ? あんまり廃墟を巡りすぎて、覚えてない・・・。



二日がかりで廃墟を舐め尽くし(といっても表面だけ)、すっかり満足。
あとはオロロンラインをひた走って家路につくだけさー。

でも、つい、

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よさげな道があると、分け入ってしまうんですよね。

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どっかの砂防ダムから。

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雄冬展望台から。

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送毛山道から。

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ないわー。



一泊二日廃墟めぐりのたび、おわり。