のんびり自転車ダイエット in札幌 ver.2

yahooブログから引っ越しました

なんとなくオホーツク 二泊三日 二日目 9/22

西興部村で静かな夜を過ごした次の日。

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本日も快晴なり!

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公園前の美しい花壇を眺めながら、ホテルで朝風呂を決め込む。

温泉の休憩スペースに、湧別の祭りのポスターが貼ってあった。
ちょうど今日なので寄っていこうかな~。

とりあえず海岸線の興部から紋別へ。

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国道から見えた高台へと上ると牧草地が広がっていた。

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道道334号線の眺め。まっすぐで気持ちがいい!

紋別市街に着いたのでちょっとキャンプ場の下見をしてみる。
海浜公園はだだっ広く、街にも近くて便利そうだ。
しかし静かなキャンプは望めなさそう。

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ほーこれが紋別の冬の観光の目玉であるガリンコ号の初代かー。
しかし冬の紋別はあまりにも遠い…遠すぎる。

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かに

紋別の海岸線からちょっと離れて、また廃校へ…。

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すぐ迷い込んでしまう。

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あった。
えーと…なに小学校だったっけ。

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校庭そばには木製の鳥居。

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うーん藪が濃いな…退散しよう。

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ちょっとお邪魔しますよ…っと。
生活用具が散乱している。

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学校らしさを残しているのは、積み重ねられたパイプ椅子だけだった。


オホーツクラインから一本山側にそれた道を進んでいくと、
高台に東屋がポツンと建ってるのが見えたので、そっちへ。

看板にオホーツク自然水とあり、もとは湧水を汲めたようだが今は使用中止のよう。


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見晴らしは最高!!

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チョコベビーみたいな形の牧草ロールが斜面にコロコロ。


もう一箇所廃校に寄るためにふたたび山側へ。

学校のすぐ向かいにある農家の軒先に、そこの飼い犬らしい茶色い犬と、
放し飼いの白い犬がいるのが見えた。


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田舎では放し飼いの犬に吠え立てられることが多いので、警戒しながら小学校の敷地へと入る。

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木造校舎は長年の風雪にさらされて、今にも崩れそう。
中に入るのはやめようかなーと思っていたそのとき…。

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足元をさっきのワンコが通り過ぎた。
心底びっくりした。
「うわびっくりした!!」って声が出た。

どうやらこのワンコ、吠えたてるような悪い奴ではないらしい。

そして校舎の中へするすると入っていく…。
まるで導かれたように後を付いていく。

今にも床板を踏み抜いてしまいそうだけど、ワンコは躊躇なく進んでいく。

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布団をボソボソにしたのはきっとこのワンコだろうな…。
ここはお前の遊び場だったか。

さすがに奥は崩壊が激しく、このワンコもそこまでは入り込んでいない様子。

隙を見て、モフモフと撫でてやろうと思ったけど、あまり触らせてくれない。
一周して縄張りを確認したのか、校舎を出ていった。

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なんかもう廃墟犬が付いてこい!って言ってる感じなので、
大人しく付いていく。
ここは神社の参道なのだが社殿の軒下に入り込んだり、
水たまりに入って水を飲んだりと好き放題。
やばっちいなおい。

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満足したのか、向かいの農家のお友達のところへ戻っていった。
散歩に付き合わされた感じだ。

そこのおじさんに話を訊くと、この犬はおじさんの飼い犬ではなくて、
どこかから遊びに来ているらしい。
どこかって言っても、いちばん近い民家までは数百メートルはあるんだよね。
クルマに轢かれるなよぉ…。
つってもクルマなんてほとんど通らないか。

思いがけない廃墟犬との出会いだった。


さて、今日のお宿は網走の呼人浦キャンプ場か、
女満別湖畔のどっちかに決めているので、
そこまで早めに進むことにしよう。

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立ち寄った湧別産業まつりでは、
産業レンジャーという五人組戦隊のショーが行われていた。
場内は大変なにぎわい。
無料配布の十勝牛乳をもらって、ザンギを食べながらショーを見る。
頭にえび、ほたて、サケ、牛、とうきびの載った五人衆…。
えびが居ないのは悪者に洗脳されてしまったため、
なんとかそれを救おうとする残りの四人という筋書き。


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キムネアップ岬へとキャンプ場の下見をしつつ立ち寄る。
周りに何もないため静かなキャンプが楽しめそう。

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もう、かなり前に走ったオホーツクサイクリングロードは、
先日の台風と大雨のため通行止めに。

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能取湖畔のサンゴ草は今が見頃だった。

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さて、女満別湖畔に着いたよ。
すでに今季の受付は終わっており、無料で利用することができた。
ただしゴミは持ち帰り。
みんな思い思いの場所にテントを張っている。

すぐそばに温泉と併設のレストランがあるのは調べてあるので、
しばらくテントの中から湖畔を眺めてボケーっとしつつ、
晩飯を食べたあとに風呂でも浸かろうか…と思って温泉に行くと、
レストランのメニューは本日売り切れ。オーマイガー。

とりあえず風呂だけ入って、バイクですぐの女満別市街地まで行き、
セイコーマート横の喫茶店「ひまわり」のチキンカレーで夕食。
おばちゃんが一人でやっている、居心地のいいお店だった。


この日は気温が下がることもなく、微風があってテントの結露もまったくないくらい。
すぐそばの線路を通る列車の音と、狐や猫の鳴き声を子守唄に眠った。




三日目は終日雨だったので割愛!
二泊三日オホーツク廃校の旅は終了~。