のんびり自転車ダイエット in札幌 ver.2

yahooブログから引っ越しました

紋別岳を這い登ってみる 8/26

ウサクマイ林道を走った翌日もまた好天で、
朝7時から支笏湖までサイクリング。

イメージ 1
サイクリングロードの入り口に立つ、見慣れた看板をスルーします。
なんかこういうお土産があった気がします。
一時期流行りましたね、くまがでるぞーグッズ。自分の周りだけか・・・。
早朝の涼しい空気の中をしばらく走っていると、途端に右足に激痛が。
なんか足の上に黒い虫がおる!あわてて手で払っても、もう手遅れ。また刺されてしまった。
イメージ 2
数分後、プクッと腫れてきました。なんか血ぃ出てるし・・・。
足を動かすたびに痛みが走り、とうとう噂のブヨに刺されてしまったか?と
頭の中はパニック、数日前の恐怖が蘇ります。
足がパンパンに腫れてしまったら自転車が漕げないがな!
こりゃ今日のサイクリングは中止か?と思い、いちおう引き返しはしたものの、
500メートルほど戻ってから、こんな天気は滅多に無いと。
さらに痛みが酷くなったら、どうせ復路はずっと下り坂なんだから、
帰ってこれないこともないだろうと。
自問自答の結果、かまわず進むことにしました。
恐怖よりも欲望が勝りました・・・。

しばらくして痛みも晴れも引いて、結果オーライ。
しかし、虫除けスプレーしてても服の上から刺してくるなんて、なんてタチの悪い虫なんだ。
防ぎようがないじゃないか・・・。

紋別岳の登山道は支笏湖畔の郵便局を過ぎた住宅地の間から延びています。
案内板もあるんですが、木に隠れていて少々見つけづらいかも。
念のため登山ノートに住所氏名と入山時間を記入し、さあ出発。

紋別岳は頂上にNTTの通信設備があるので、てんぷら舗装ながら道は整備されてます。
ちょうど職員さんと思しき人が道路の状態をチェックしてました。
まあ、登山っちゅうよりも、どちらかというとハイキングといった趣でしょう。
イメージ 3
こんな感じの山道が、山の外輪部を這ってるわけです。
場所によっては結構な傾斜があり、押してるだけでも汗だくになります。
押して歩くと時速5キロ、自転車に乗っても時速8キロ。大して変わらんのが悲しい・・・。
風もないし、場所によっては日を遮るものもなく、シャツは汗でびっしょり。
ヘルメットを脱ぎ、タオルを頭にかぶって再出発。
イメージ 4
2kmほど歩いて、ようやく山頂の通信設備がお目見え。
ここからさらに頂上まで2kmくらいでしょうか。
普段使うことのない、ふくらはぎの筋肉が痛い・・・。
1kmってこんなに長かったっけなあ?そんなことを考えながら登ってました。
イメージ 7
1時間弱かかって頂上到達 いえーい。
イメージ 5

イメージ 6
頂上からはごらんの通りの360度大パノラマ、
写真の腕が悪くてイマイチ伝えきれないのが残念!
どうぞ天気の良い日に実物を見に行ってください。
札幌まで見渡せちゃいます。
登山はしたことないんですが、ハマる人の気持ちがわかる気がします。
普通に暮らしていたら絶対に見ることのできない景色ですよねぇ。
しんどい思いをして、時には命の危険まで冒してまで登るのは、このためなんでしょうね・・・。
ビビリで高所恐怖症の自分には本格的な登山は絶対無理なんで、せめて気分だけでも。

頂上で眺望を楽しみつつ休むこと十数分。
下りは楽かと思いきや、これがまた結構しんどかったです。
路面がデコボコなんでスピードを出すと自転車が跳ねて崖下へまっさかさまだし、
ブレーキの利きが悪いから力いっぱいレバーを握らなければならず、握力が馬鹿になったし。
気がついたらリムから鉄粉が出てるし。削れちゃった・・・。
予備のブレーキシュー持ち歩いてて良かったなと。
ロードバイクじゃ無理ですね。
途中からリアキャリアに尻をのっけて、めいっぱい後ろ荷重で下りてました。
こんな姿勢、小学生の頃にした以来だなぁ。

イメージ 8
本日も最高の天気でした。
おそらくこの二日(25、26日)は、今年一番のロケーション。
もう最高!

走行距離 77.5km