BRM923 北海道300km新パノラマ300
(;´Д`)、∴: オエッ。
BRM923 北海道300km新パノラマ300 通称 パノ3に参加してきました。
比較的平坦な北海道には珍しく、山岳な感じのブルベとなります。
峠と名のついた箇所だけで、毛無峠、樺立峠、倶知安峠、広島峠、美笛峠。
ほか、ニセコパノラマライン神仙沼や支笏の峠、細かなアップダウンなど、
脚と心を痛めつけてくれる傾斜がいっぱい。おなかいっぱい。
比較的平坦な北海道には珍しく、山岳な感じのブルベとなります。
峠と名のついた箇所だけで、毛無峠、樺立峠、倶知安峠、広島峠、美笛峠。
ほか、ニセコパノラマライン神仙沼や支笏の峠、細かなアップダウンなど、
脚と心を痛めつけてくれる傾斜がいっぱい。おなかいっぱい。
スタート前
いつものような身に沸き起こる緊張感、高揚感、
「おいらなにしに、なんでここにいるんだろ…」感は、あまりありませんでした。
どういった心境の変化なのか…諦観か…。
いつものような身に沸き起こる緊張感、高揚感、
「おいらなにしに、なんでここにいるんだろ…」感は、あまりありませんでした。
どういった心境の変化なのか…諦観か…。
こっから、第一の峠、毛無の山へ向かいます。
いきなり傾斜がきついんだな。
しかし天気はとても良い。
ここは、つづら折で小樽の町並みがそっくり見下ろせる素敵な峠。
うそのピークが2つくらいあるのもご愛嬌。
上りきるのにおそらく1時間以上かかったような…よく覚えてません…。
しかし天気はとても良い。
ここは、つづら折で小樽の町並みがそっくり見下ろせる素敵な峠。
うそのピークが2つくらいあるのもご愛嬌。
上りきるのにおそらく1時間以上かかったような…よく覚えてません…。
上って下って、一息つく間もなく、次の樺立峠へ。
こっちは傾斜がゆるやか、それでも脚にくるんだな…。
登頂!
脚力メーター ■■■■■■■■□□ ちょっと減ったよ
降りたら前面に秋晴れ、羊蹄山。
いい、とてもいいよ…。
脚力メーター ■■■■■■■■■□ 良い景色を見ると復活します
景色がすばらしい。でも、このアップダウンは…聞いてないぞ。
脚力メーター ■■■■■■■□□□ けっこう削られます
これを読める人は道内地名マニアでしょう。
岩内の町が一望できる。泊発電所も見える。素敵!
ここから海抜2mの海岸まで下って、そこから海抜752mの神仙沼まで行かねばなりません。
下りたくねぇ(切実)。
下りたくねぇ(切実)。
でも下るしかなかった。
PC3 セブンイレブン岩内 127km 12:34
そして嫌々パノラマラインめざして上っていきました。
貧脚どうしましょう隊の4名…。
もはや、どうしましょう隊は、貧脚じゃない。
もはや、どうしましょう隊は、貧脚じゃない。
苦行
下しか向いてない つらい。
神仙沼についた状態で、
脚力メーター ■■■□□□□□□□ ごっそりやられた。おそるべしパノラマライン。
脚力メーター ■■■□□□□□□□ ごっそりやられた。おそるべしパノラマライン。
でも、苦行のあとには、ごほうびが。
15kmくらいずーっと下りでイヤッホウ!
このころになると日もだいぶ傾いて雲も厚くなり、肌寒くなってくる。
ときどき遠くのほうでピカッと光りだす。予報では18時ごろから雨なので、
支笏湖線で降られなきゃいいなあ、でも、雨の夜の支笏湖なんて、
めったに走れるシチュエーションじゃないよなあ、
オイシイなあ、なんて考えながら、ひーこらと進んでいきます。
ときどき遠くのほうでピカッと光りだす。予報では18時ごろから雨なので、
支笏湖線で降られなきゃいいなあ、でも、雨の夜の支笏湖なんて、
めったに走れるシチュエーションじゃないよなあ、
オイシイなあ、なんて考えながら、ひーこらと進んでいきます。
雲はかなりどよんど
どよよん
そして日が暮れ…テンション最高にあげあげひゃっほう!
脚力メーター ■□□□□□□□□□ 死にかけ
テンションメーター ■■■■■■■■■■★★★★★ リミッター解除
テンションメーター ■■■■■■■■■■★★★★★ リミッター解除
星明りのない曇天のした、真っ暗な道をライトの明かりだけを頼りにぐいんぐいん進んでいくのは、実に楽しい。
脚は予想以上に回っています。でも、一定以上の傾斜になると、とたんにピタッと進まなくなるのは、
気力で補えるのにも限度があるということでしょうか…。
脚は予想以上に回っています。でも、一定以上の傾斜になると、とたんにピタッと進まなくなるのは、
気力で補えるのにも限度があるということでしょうか…。
そして広島峠でとうとうザーッと降られてしまい。
峠を過ぎて道の駅にたどり着くとぜんぜん降ってなかったという。
峠を過ぎて道の駅にたどり着くとぜんぜん降ってなかったという。
PC5 道の駅大滝 217.6km 18:40くらいに到着
残り80kmとちょっと、ここは、かねてからの目標であった、18時間切りが視野に入ってくる。
午前0時までになんとかたどり着ければ…。
午前0時までになんとかたどり着ければ…。
そのためには、夜の支笏湖線をわき目もふらず走り続けなければならない。
残り5時間で80kmは普段なら楽勝な距離だが今は200km以上の山坂を走ってきてヘロヘロ、
しかも夜間走行で、雨が降るかもわからない。気が抜けない。
残り5時間で80kmは普段なら楽勝な距離だが今は200km以上の山坂を走ってきてヘロヘロ、
しかも夜間走行で、雨が降るかもわからない。気が抜けない。
ハァハァハァハァ。
早く札幌につかなければ…。
急がないと…また遠くで稲光が見えた。
降り出したら面倒なことになる。早く、早くポロピナイの坂をクリアーして…。
あれが最後の峠だ…。
降り出したら面倒なことになる。早く、早くポロピナイの坂をクリアーして…。
あれが最後の峠だ…。
ハァハァ。
おや、こんな夜更けにあいてる店がある…。
最後の、ツライツライ湖畔からの上り坂。走者は前と後ろに一人ずつ。心強い。
前の人のリアライトがどんどん遠くなり…。
後ろから徐々に近づいてくるライトの明かりが左右に振れている。彼も相当疲れてるんでしょう。
やがて追い抜かれ、一人に。それでもえっちらおっちら。
途中、車のライトでできた自分の影におびえて、「ひゃあ!!」と声をあげてしまったり。
だって本当に真っ暗なんですもの。
前の人のリアライトがどんどん遠くなり…。
後ろから徐々に近づいてくるライトの明かりが左右に振れている。彼も相当疲れてるんでしょう。
やがて追い抜かれ、一人に。それでもえっちらおっちら。
途中、車のライトでできた自分の影におびえて、「ひゃあ!!」と声をあげてしまったり。
だって本当に真っ暗なんですもの。
あとは気力で、なんとか、所要時間17時間43分で帰ってこれました。
やったー!
みなさん、おつかれさまでした。
やったー!
みなさん、おつかれさまでした。
もう今年はブルベはいいかな…。