のんびり自転車ダイエット in札幌 ver.2

yahooブログから引っ越しました

タウシュベツを見て二泊三日 1日目 6/30 糠平源泉郷

毎週キャンプするぞするぞ。
するぞったらするぞ。

向かった先は上士幌、かの有名なタウシュベツ橋梁があるところ。

真冬にここへの旅行を考えていたけど、往復のバスJRの乗車時間を考えて、やめたんです。

前回で日勝峠は懲りたので事前に峠の天気をチェックし、9合目付近が霧に包まれていることを確認した上で、
やや遠回りの狩勝峠を通って日高に出る。
トマム経由だと標高を稼いでいる感覚はほとんどなく、すぐに峠の頂上についてしまう。
下りもゆるやか、ひろびろで安心。

道中でサホロ湖キャンプ場、狩勝高原キャンプ場をひやかし…視察する。
どちらも地理的悪条件を除けば、実に雰囲気のいいキャンプ場だと思われた。

さらに進んで士幌高原ヌプカの里で眺望を楽しもうとしたけれど、

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霧っ。

ここもキャンプ場を併設しており、ものの本ではサイトから十勝平野を一望できる、とあるが…。
それは嘘です。サイトからは見えないでしょう。ちょっと上れば見られます。



そして、上士幌でちょっと寄り道して、なんか説明を受けて、魔法のカギを借りていったのです。



魔法のカギをゲットしてうきうきわくわくの僕でしたが、目的地の上士幌に近づくにしたがって、
雨が本降りになってきちゃった。

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おいおいおいおいまた濡れるのかい?



たまらず、本日の宿泊予定地である、ぬかびら源泉郷の入り口にある、国設ぬかびら野営場へ避難!

なお、ぬかびら付近を何往復かして気がつきましたが、
ぬかびら源泉郷であって、温泉郷ではないのですねえ。
温泉街こぞって源泉掛け流し宣言をしており、泉質への自信がうかがえる。

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キャンプ場は全体的によく整備された印象で、
雨の風情と相まって、なかなか良い雰囲気です。

しかし雨の降り方は弱まる気配もない。濡れた状態でテントを張ったり仕舞ったり、
想像するだけで、とてもやばっちい(汚い)。

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雨宿り中、思案の結果、今晩は温泉旅館に泊まることにしたのです。

大広間がライダー用の雑魚寝スペースとして1500円で提供されている、湯元館というところです。
素泊まり3800円なり。夕食は事前に申し出ておけば近くのレストランで用意してくれるとのこと。

お宿も確保できたのであとは時間まで遊ぶだけ。
濡れるのなんて気にするなー。


ヴンヴンヴン


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はい着きました。
タウシュベツ橋梁へのゲートです。
すっかり雨もあがっているのは日ごろの行いが良いせいでしょう。

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魔法のカギでワープ。

整備された林道を、10分ほどで走りぬけると、開けた空間に出て、そこからは歩き。

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ぬかる足元に気をつけながら進むと、嫌でも期待感が高まる。
ここはかつての路盤跡、この上をシュッポシュッポと汽車が走った。たぶん。てきとう。




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おお…。



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おおおお……。









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キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!



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キタ━━━━━━\(゚∀゚)/━━━━━━ !!!!!



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キタ━━(━(━(-( ( (゚∀゚) ) )-)━)━) ━━ !!!!!



はあはあ。

しばし姿を眺め、湖畔でうっとり。

橋梁自体はだいぶ崩壊が進んでいるようで、この姿を保っていられるのも、そう長くないように感じられた。

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ところどころボロッボロです。

水位が高く湖面が凪いでいれば、パンフレットの写真のようになるもよう。

堪能堪能。

さて、宿に入るまではまだ時間がある。
他のアーチ橋などを探索してみましょ。

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ほほう、きっとここは旧道だな。

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新道を見下ろすところにたっているのだな。

確かに旧道は狭隘急カーブで、付け替えが必要だったかも。

でも…。
道内を走ってて思うんですけど、どこの道路も、どこもかしこも、拡幅や直線化が進んでいて、
あと10年、20年たったら、ほんとに詰まらない道ばかりになってしまわないかと…。


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第三音更川橋梁かな。うろおぼえ。

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ダム湖ですな。すぐ近くに慰霊碑があります。

さて、そろそろ戻ろ…。





あっ。






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いらんことしてもうた。

低速+坂道でのUターン×技量=フルバンク停車。

まあ、キャンプ道具満載でも、谷側に倒れこんでいようとも、
「ふんぬッ」で持ち上がるのがオフ車のいいところですわね。
被害は、ハンドルカバーがちょっと回っただけ。戻しておしまい。
この程度でうろたえたりはしないのです。ぜんっぜん。動揺しません。


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鉄道資料館に寄ろうと思ったら午後4時閉館ですと。
鉄ちゃんじゃないけど、ぜひとも見ておきたかったのに。

またの楽しみにとっておくことにして、宿へ。



湯元館はとても落ち着いた雰囲気で、なまらあずましい旅館でした。お風呂も抜群。
向かいのレストランで頼んだ鹿丼も、生まれて初めてまともな鹿肉を食べた経験となりました。
ほんとに、口をそろえて言うように、癖がなくておいしい。これが鹿肉。

じっくりお湯に漬かって、ドテッとテレビ見て、たまにはこういうのもいいもんだ。



次回、野生動物と松見大橋の高度感におびえる