タウシュベツを見て二泊三日 2日目 7/1 岩尾内湖白樺キャンプ場
道沿いには士幌線の遺構がいくつも。
幌加駅跡ーん。
レールを辿っていけば、どんどん楽しげなところに辿りつけそうな…。
しかし…。
このときはそう気にも留めなかったのです。
国道273号線を北上していくと、少し開けた空間があって、そこにあるのが、
三股山荘。すてきなカフェ。
パウンドケーキをいただき、近くに永久凍土があるっちゅうことなので、おかあさんに道を訊いてみる。
しかし、あたりはヒグマの頻出地域なので奥に分け入るのはおすすめしないと。
でも、メニュー表の裏が地図になっており、これを脳内にインプット。
せっかくここまで来たんだ、行くべ行くべ。こっちはバイクだから大丈夫だべ。おかあさんごめんなさい。
でも、メニュー表の裏が地図になっており、これを脳内にインプット。
せっかくここまで来たんだ、行くべ行くべ。こっちはバイクだから大丈夫だべ。おかあさんごめんなさい。
あたりにはルピナス咲き誇る。
あおいのやら、しろいのやら。
とおくに見えるのはなんて山かなー。
さぁてこの奥の林道に入って、ほんの数キロ行けば、永久凍土に着くっぺよ。
500メートルも行かないうちに…。
あれっ。
なんかある。
本日二度目のヒグマの糞でございます。
まー林道を走っていれば、こんなこともあるわいなー。
よよよ余裕余裕。
気を取り直して、また奥へと進む。
あん?
おっ。
またですか。
さっきのところから300メートルも来てないぞっと。
さすがにちょっと焦りが生じたというか、こうも立て続けに道の真ん中にしてのけられると、
山親爺の「オラのテリトリーに入ってくるなよぉ」って意思をひしひしと感じます。
さすがにちょっと焦りが生じたというか、こうも立て続けに道の真ん中にしてのけられると、
山親爺の「オラのテリトリーに入ってくるなよぉ」って意思をひしひしと感じます。
こんなことで三度目の正直になるのも嫌なので、尻尾を巻いて退散しましたとさ。
やっぱり、おかあさんの言うことを素直に聞いておくべきでした。
やっぱり、おかあさんの言うことを素直に聞いておくべきでした。
高いところが苦手な人間には相当キツイ感じの高度感が得られる、松見大橋を超えて…。
ついたー。
なんでか銀泉台を上っていってみたりなんかして。
何もなかったけど、残雪が見えた。あと、ヒグマの糞も見えた。本日四度目。
(本体でなくて良かった…。)
層雲峡を抜けて、脇に見えた橋の上で、一休み。
(このへんを通るクルマもやたらに飛ばすなあ…)
(トンネルの中で追い越して…)
などとネガティブなことはあまり考えないことにします。
上川町についてまた一休み。
そして本日のキャンプ地、岩尾内湖白樺キャンプ場に着きました。
こぉんな雰囲気のいいキャンプ場がなんと無料で利用できちゃいます。
トイレもきれい!
ジェットタオルまでついている!自販機まである!
ジェットタオルまでついている!自販機まである!
やるなー士別市。
テントを建てるのは後にして、とりあえずゴロンと横になる。
…はあ。
何もしたくない…。
よっこらせ。
風呂と、晩飯を食べるために里まで降りていかねば…。
風呂と、晩飯を食べるために里まで降りていかねば…。
キャンプ場を上から見下ろすとこんな感じ。
(芝のところはイベント用の広場みたいで、テント張れません、残念)
(芝のところはイベント用の広場みたいで、テント張れません、残念)
そんなわけで、ちょっと遠回りして下川町へ。
看板に導かれるまま、万里の長城へと…。
市民が手ずから築き上げた記念碑的な石垣が公園のぐるりを囲っており、
その中に鎮座するのが、
その中に鎮座するのが、
これはやべえ。
どうやら中身は資料館らしいが、なんでこんな意匠にしたし。
中から巨大ロボットが出てきても驚かない。
ちなみに、中央の扉は高さ15メートルくらいあります。(嘘)
中から巨大ロボットが出てきても驚かない。
ちなみに、中央の扉は高さ15メートルくらいあります。(嘘)
そして公園の中には、
こんなハイセンスなチェーンソーアートも。
夜中に見たらびっくりするなぁ。
いやあ、万里の長城に秘密基地にアート。眼福眼福。下川町さんありがとう。
さてお風呂お風呂。
とっても設備の充実した五味温泉でゆっくりお湯につか…
ったあとに、食堂でラーメンを頼んだら、これがニンニクがガッツリ効いたラーメンで、滝汗をかいてしまった。
でも、とても美味しかった!
でも、とても美味しかった!
高台の牧草地帯から、傾きゆく夕陽をしばし眺め、
きょうもひとり、夜を過ごすのであった。
きょうもひとり、夜を過ごすのであった。
つづく