のんびり自転車ダイエット in札幌 ver.2

yahooブログから引っ越しました

朱鞠内湖キャンプ場 へば まず

積載と装備を見直して、再度キャンプに行ってきたのです。

荷物をいっぱい積めるように、タナックスのキャンピングシートバッグ2。

寒さに耐えられるように、ナンガのスウェルバッグ450DX。
快適使用温度 -7℃!!

ひろびろ前室が欲しくて、ケルマ ランドライト KRT-309C。

を、それぞれ購入しました。
んで、あとの二つがかさばって、一泊用なのにシートバッグはすでにパンパン。
なぜなんだぜ・・・。

深夜2時、川霧の濃い石狩湾を突っ走り、雄冬についたあたりで夜明け。
つい先だって、「北の無人駅から」というルポタージュを読んだばかりで、
この本の中に、留萌本線増毛駅に絡んで、雄冬も出てくるんです。
無人駅を軸に、農業、漁業、自然保護、地方自治など、
その地域の人々に丹念に取材を繰り返してまとめられた、読み応えのある、名著です。

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今もまだトンネル改良工事が継続中でした。
それだけ難路だったということなんでしょうか。

ほいで、同じく「北の無人駅から」に取り上げられている増毛と留萌を通り過ぎ、
かねてから立ち寄ってみたかったところへ・・・。
こちらも、小説の舞台になったといえば、ピンと来る人がいるかも。

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つ、ついた、何かいる!!

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がおー

大正当時の開拓小屋と、ヒグマを再現したモニュメント。
ここは、苫前三毛別羆害事件の舞台となった場所。
吉村昭の「羆嵐(くまあらし)」はこの事件を題材として作られました。
かなり前に小説を読んで、一度は訪れてみたいと思っていたのですよ。

なお、同様に三毛別事件を題材にとった「デンデラ」という小説もあります。
こちらは楢山節考とのハイブリッドだと聞いてます。
映画のほうだけ見ましたが、浅丘ルリ子をはじめとする、姥捨てされたババア連中が、
ヒグマを相手に死闘を繰り広げるという、何とも言えない内容でした。別の意味でおすすめ。
特に、アイパッチをした倍賞美津子が、狙いあやまたず矢をヒグマに命中させるシーンが圧巻。

苫前から内陸の幌加内へと向かいますが、まだ8時前でガソリンスタンドも開いてないし、
まだまだ十分いけるべ~と思っていたら、霧立峠の中ほどで点灯しはじめる燃料警告ランプ。

やっべ。やっべ。ガス欠なったらどうしよ。

峠の頂上で携帯をいじって最寄のスタンドを探すと、どうやら幌加内市街地にあるらしく・・・。
無駄にガソリンを減らさないように、ゆっくりペースで何とかホクレンにたどり着き、給油。
燃料警告ランプがついてから50km。
よし、これでランプがついてからおよそ50kmはいけるってことで、次回に生かします。

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10時ごろ朱鞠内湖キャンプ場に到着、第一~第三サイトまでを一通り見て回って、
一番居心地が良さそうなところに決めたっ。
係員のおっちゃんによると、ここが一番人気なんだとか。うへへ。

ここは、かなり前にブルベのトライアルの最中に道路から見下ろして、
朝霧に沈むキャンプ場のたたずまいが非常に印象的でした。
そのときからずーっと気になっていた場所なんです。
http://blogs.yahoo.co.jp/pontukux/58235936.html

新たに購入したケルマのランドライトは、設営はペグを打つ箇所も増えて面倒くさいですが、
ひろ~い前室は何でも置けるし、前後左右に風が通って日中でも暑くなく、
雨の日はキャノピーを立てればその下で料理もできちゃったりと、
14900円にしては高機能極まりないテントでした。でも、質感なんかは値段相応。

まだ昼前ですからベースキャンプを張っておでかけします。
美深でぴうかラーメンを食べて、名寄でサンピラー温泉に浸かって・・・。

戻ってきて昼下がり、ぼーーーっっと横になって過ごしました。
ほんとに、ぼーーーーっ。

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平日だから、他に数組がキャンプしてる以外は、誰もいないし・・・。
釣り糸を垂れている人もいれば、ちゃぷちゃぷと、カヌーを漕ぐ音も。

みなさん9時ごろに寝てしまったようで、しーん。

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新しい寝袋の威力か、Tシャツにステテコでも寒くなかった。
でも、なんか羽毛がクサイような。

朝4時前に野鳥のさえずりで目を覚まして、二度寝して、8時ごろ撤収。

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この蕎麦が実ったころに、また来よう、朱鞠内湖キャンプ場。

そんでまた、早朝出発で早いとこ良い場所をゲットしちゃおうw
コインシャワーやコインランドリーもあるし、ここを拠点に、あちこち巡るのもいいかも。