のんびり自転車ダイエット in札幌 ver.2

yahooブログから引っ越しました

道北ぷらぷらツー 一日目 7/15 おい寒いぞ!

北さ行くべ。

新しく買ったテントを試すんだ。


出発前は道内各地で真夏日となり、うだるような暑さだったが、
この日は目的地付近の予想最高気温は15度前後と、やや肌寒そう。

札幌から出発してひたすら北を目指すが、肌寒いのもさることながら、風が強い。
セローは風に弱く、キャンプ道具を積んでいるのでなおさら風に振られやすい。
姿勢を維持するのにも体力を使う。ここだけがセローの大きな弱点だな。

いつ通っても飽きの来ない国道275号線を走り、幌加内まで来た。
ここはそばの産地で有名なところ。そばの花はまだ咲いてはいなかった。

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頭上にどんより雲が・・・。どっか行ってくれないかなぁ。

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何となく立ち寄った政和小学校跡。

夏休み期間中に、政和アートFesとして校舎の中がアート空間に変わるらしい。
http://seiwa-artfes.moo.jp/

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雨に煙る政和の二宮さん。

朱鞠内を抜けて母子里へ、ここはかつて非公式ながら、日本最低気温を記録したところ。

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ここから蕗の台へ抜ける道道688号、名寄遠別線はいつ行っても通行止め。
この日も警備員が立っており復旧工事中だと。残念。

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つぶれた納屋から美深方面を望む。

初日は、美深の函岳に上るのが目的であった。
しかしこの天気では、上ったところで去年と同様、360度の霧の中になるのは間違いない。


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分厚い雲がどいてくれない。

そして気温は肌寒さを通り越し、単純に寒くなってきた。

この日は上はTシャツ、長袖シャツ、ウインドブレーカー、3シーズンジャケット、
下はパンツに防寒用のカッパといういでたち。グローブは秋冬用である。
これでも体温が奪われていく。

函岳は諦め、美深からさらに北上し、どこかで一泊を検討する。
豊富町の兜沼キャンプ場が位置的にも環境的にも良さそうだ。
しかし直近に温泉がない。冷えた体を温めたい・・・。

温泉直近のキャンプ場なら、日本海側の手塩に出て、鏡沼海浜公園がいいだろう。

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小雨交じりになってきた。

鏡沼海浜公園につき、早速新しいテントを設営する。

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はぁ一息ついた。

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そしてキャンプ場の受付で、プレミアムなチケットをゲット。

新しいテントはマウンテンダックスのヌプカ2。
廃番特価ということで半額で購入したもの。
2人用で、軽くて薄いが、負荷のかかる場所には補強がなされており、安っぽさはひとつもない。

ソロツーリング用のテントとしては、ダンロップモンベル、コールマンあたりが定番としてあり、
機能的にも価格的にも、この中から選べばまず失敗はないだろう。

今回それらを選ばずヌプカ2にしたのは、まずダンロップは色が気に食わない。カラシ色である。
去年まではスイカかカボチャ色だった。
赤と緑、緑とオレンジのツートンという、言っちゃ悪いがデザイナーの神経を疑う色取りだった。

モンベルもアウトレットで現行モデルとほぼ変わらない仕様のものが、割引されて出ていた。
ほぼ、これを買うつもりで検討していたところに、ヌプカ2の半額情報が飛び込んできた。

元値は5万の山岳用テントで、携行性、居住性もばっちり。そしてその外観と言えば、

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どうですかお客さん、この強烈にアピールしてくるどぎつい色は。
ひとつ間違えば怪しい中華製テントにも見えるでしょう。



さて、風呂に入って温まるか。

かぽーん。

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温泉の休憩所。
バンガローやライダーハウス(プレハブ小屋)に泊まった人の思い出ノートがあったのでページをめくる。
老若男女の区別なくびっしりと書き込まれている。
特に小学生の書いたものが率直で面白い。
女子に至るまで住所が記入されているのは、多分これ、書いた人には郵送されてくるんだろうな。


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風呂上りに、誰も居ない波止場で、ボケーと夕陽を眺める。
たそがれるのもほどほどに・・・。


明日は暖かくなりますよーに・・・。