のんびり自転車ダイエット in札幌 ver.2

yahooブログから引っ越しました

道北ぷらぷらツー 二日目 7/16 6年ぶりの宗谷岬

ぶらぶら道北ツー二日目は、2009年の1200kmのトライアルで到達して以来の宗谷岬を目指す。




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前日とはうって変わって、日差しでテントの気温が急上昇し目が覚めた。
二度寝したいのに。
これは気持ちがよさそうだ。さあ出発!


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特に意味もなく天塩川沿いの堤防のダートに入り込む。
遠くにオトンルイの風車群が見える。

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サロベツ原野のビジターセンターから。

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名水台パーキングエリアの展望台から。

ここで一匹の黒猫と出会った・・・。
つかず離れずこちらの様子を伺っているところを見ると、
観光客の餌狙いで住み着いているのだろうか・・・。

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ネコ







和解できなかったね。

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遠くに利尻山の裾野を望みつつ、サロベツ原生花園の木道を歩む。
そよ風が最高に気持ちいい。

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役目を終えたしゅんせつ船が展示されていた。

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木道脇にぽつぽつと可憐な花が咲いていたが名前は分からない・・・。


そういえば朝飯を食っていないことを思い出した。
バイクに乗っていると空腹を忘れてしまうんだな。

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豊富町の公園で、遅めの朝食。パンとモサモサを食う。
日がかげると、風が冷たいな。
ツイッターにコメントがあったけど、昔はここでMTBの大会が行われていたらしい・・・?

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公園内に動輪が展示されていた。
説明を見ると・・・日曹炭鉱だの、炭鉱鉄道だの、魅力的な文字が並んでいる。
寄り道してみたい衝動に駆られるけど・・・ちょっと方向が違うので、また今度。

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公園脇にあったこのサイクリングロードが、路盤跡を利用してるんだろうな。

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豊富町の宮の台展望台。ここからも利尻が見える。

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ここは豊富町の酪農発祥の地であるらしい。

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小学校の門柱もあった。裏手は農場用地になっていた。
かつては人口も多かったんだろうな。

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役目を終えたサイロと、牧草ロール。
ビニールが黒かったり白かったりマーブルだったりするのは何か意味があるのかな。

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そして稚内市街地を抜けて、宗谷岬を目指す。
岬周辺だけ晴れてるもよう。

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途中で宗谷公園なる看板を見かけたので寄ってみる。

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宗谷厳島神社や、津軽会津藩士の墓、

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間宮林蔵の碑など、宗谷にゆかりのあるモニュメントがあった。

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宗谷丘陵で草を食む牛くんとオホーツク海
おいしいお肉になるんだよ。

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近くにあった廃墟、なんかの送信所跡かな。気になるな。


そんで目的地の宗谷岬に着いたけど、バイクで来た場合は特に感慨もなく・・・。

6年前は果てしなく続く向かい風と眠気に襲われ、ヘロヘロで辿り付いた宗谷岬
やはり自転車で来たときの感動とは比べものにならない。

岬周辺が観光客でごった返していたので、止まらずにスルーしちゃった^q^

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そしてまたも頭上にのしかかる重い雲。
6年前に来たときは日も落ちかけていたが、この道はしっかりと覚えているなぁ。
風が強くて尻が痛くて、目の前に豪快なアップダウンが見えて、辛かったなぁ・・・。

宗谷からは、宿泊地の枝幸までオホーツク海沿いを南下。

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なんか湖にたどり着いた。カムイト沼というらしい。
だ~~~~れもいない。

そして鉄橋を見つけた。

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どうやらサイクリングロードの鉄橋らしい。

ほんで、ほどなく道路脇に浅茅野という地名標識・・・。

あさじの・・・あさじの・・・。どっかで聞いたような・・・。

あさじの・・・記憶を掘り起こせ・・・。うっ、頭が・・・。



ピーン!



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そう、これこれ。

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これだよこれ。天北線

駅跡じゃなくて駅っていう表示に愛を感じる。

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ここに列車が止まったんかなぁ。

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士幌線同様、辺りにはルピナスが咲いていた。


こうなると天北線の駅跡巡りをしなくてはならない。

スマホで情報を検索。現地で情報を得られるなんて、便利になったもんだなぁ。

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飛行場前駅跡。笹に覆われホームもぼろぼろ。風化も時間の問題か。

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サイクリングロードも廃道然としている。

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安別駅跡もヤブの中~。


天北線跡、堪能した。ごっつぁんです。

枝幸のガソリンスタンドで給油をしていたら、オフ車乗りのお姉さんに話しかけられ、

「これから林道行くんですか?」
「いやちょっと今日は疲れたんでこのままキャンプ場行って寝るだけです」
「ここから少し入ったところに20kmくらいの林道があるんですよ~」
「えっ、これから走るんですか、暗くなっちゃいませんか」(時刻は4時過ぎ)
「てへ♪」

みたいなやり取り。

も、萌え・・・はしないな。年上ぽかったし。
林道でバイクを倒しても引き起こすの余裕ですねって感じの方だった。

「お気をつけて~」
「は~い」



枝幸からは本日の宿泊地、歌登ふれあいの森キャンプ場へ向かう。
向かうんだけど、寄り道するよ。

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道道12号線の旧道があったので。

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ちょっと入ってみる。

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おっ。

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これは・・・美幸線の鉄橋かな?

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内陸に入るとまた晴れてきて、のどかな景色と相まって最高に気持ちがいい。
と同時に疲労と眠気が襲ってくる。
はやくメシ食ってフロ入って寝たい。

歌登町内から少し走って、

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ふれあいの森キャンプ場に着いた。
木漏れ日のさす、爽快なキャンプサイトである。

ここは小高い山の上にあり、ふもとには温泉ホテル(歌登グリーンパークホテル)と
温泉宿(松倉温泉)があり日帰り入浴と食事もできる。
松倉温泉が源泉でホテルはそこから引いているらしい。
残念ながら松倉温泉はボイラーの調子が悪く日帰り入浴は受け付けていなかった。

グリーンパークホテルでまず天丼をいただく。
てんぷらの美味しさもさることながら、ご飯が異様にうまい。甘くてツヤツヤ。
こんなにうまいご飯は初めて食べたかも。
地場産のゆめぴりかを使用しているとのこと。

風呂に浸かり一日の疲れを解きほぐして、キャンプ場に戻ると、

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野うさぎがこちらを伺っていた。

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ダッシュ野うさぎ。
生まれて初めて野うさぎを見た。

夜中にトイレで目を覚まし頭上を見上げると、
これまた生まれて初めて見るような満天の星空。
場内の照明が消えており光害もほとんどない。
設備もきれいに管理されており、これで無料とは・・・。

歌登健康回復村ふれあいの森キャンプ場、超おすすめ!



さて三日目は函岳に。