東北ツー 四日目 9/7 平泉を観光してご満悦
旅館の布団で体をゆっくり休めて、天気の様子を見ながら出発したのが朝の9時。
奥州水沢から世界遺産のある平泉までは片道15kmほど。
天気が悪ければ電車で行くつもりだったけども、雨が持ちこたえそうなのでバイクで行くことにした。
奥州水沢から世界遺産のある平泉までは片道15kmほど。
天気が悪ければ電車で行くつもりだったけども、雨が持ちこたえそうなのでバイクで行くことにした。
片側一車線の国道を行くわけだが、ここで驚きの光景に出会った。
なんと横断歩道を渡ろうとしているおじいさんのために、先行車が止まっている!
こんなことは北海道ではめったに起こらないどころか、
自分が生きてきた間で初めてのこと。
なんと横断歩道を渡ろうとしているおじいさんのために、先行車が止まっている!
こんなことは北海道ではめったに起こらないどころか、
自分が生きてきた間で初めてのこと。
自分が見かけた範囲でしか語れないが、秋田~岩手の運転マナーは北海道に比べて、段違いに良かった。
というか、最底辺近くを常に争い続ける北海道と比べること自体が、失礼というべきか。
というか、最底辺近くを常に争い続ける北海道と比べること自体が、失礼というべきか。
道が空いているからといって必要以上に飛ばすようなこともあまりないように感じたし、
無理な進路変更なども見かけなかった。
道路事情が大きく影響してるのだと思うが、おかげで、
見知らぬ土地でビクビク周囲に怯えながら運転せずに済んだ。
無理な進路変更なども見かけなかった。
道路事情が大きく影響してるのだと思うが、おかげで、
見知らぬ土地でビクビク周囲に怯えながら運転せずに済んだ。
長者原廃寺跡…誰もいない。
この石の上にドーンと柱が立ってたらしい。
お地蔵さんがひっそり。
あたりは田んぼだらけで、のどかな景色だった。和むわあ。
お次は中尊寺。駐車料金50円なり。
月見坂というけっこうな坂道を上っていく。
これ、お年寄りはきつそうだ。
バイクジャケットを着たままだから、すっかり汗だくになる。
これ、お年寄りはきつそうだ。
バイクジャケットを着たままだから、すっかり汗だくになる。
おお…この、世界遺産感。
たまんねぇぜ。
圧倒的寺社仏閣感…!
ありがたいなあ~…。
心がすっかり洗われるようですねぇ~…。
平泉は町を上げて景観の保護に力を入れているらしく、
この、一見宗教施設とも思える建物も小学校だし、コンビニなども同じ色使いになっている。
この、一見宗教施設とも思える建物も小学校だし、コンビニなども同じ色使いになっている。
道中で見つけたバス停、東北地方にはよくあるんだって。
昔の豪族の砦なんかがあった場所なんだって。
昔の豪族の砦なんかがあった場所なんだって。
お次は達谷窟(たっこくのいわや)。
お寺なのに鳥居がある。
崖に大仏さんが掘られてある。
ありがたいありがたい…。
ありがたいありがたい…。
崖にそってお堂があった。
あっちこっちの賽銭箱に小銭を放りまくっていたら、お札しかなくなってしまったよ。
まぁ、あとは寺にも神社にも寄る予定はないからいいけど。
まぁ、あとは寺にも神社にも寄る予定はないからいいけど。
しっかし、パッとしない天気だなぁおい~。
そんな中でも、観光客はちらほらと居て、しかも空飛ぶ団子屋さんの前には人だかりができていた。
やむなくその場を後にして、近くにあった団子屋でお茶を濁す。
いつくしだんご、美味い。
団子をモムモム食べてる間に表は土砂降りになっていた。
傘をさして店を出ると…。
傘をさして店を出ると…。
さっきまであった団子屋の人だかりが、まばらになってる!!
チャンス!!!
急いで近づく。
東屋には家族連れ三人がいるのみ。
東屋には家族連れ三人がいるのみ。
ざるに500円をほりこみ、木槌で鳴子をコンコンと叩くと、対岸の団子屋のおっさんがざるを引き上げ、
ほどなくして、
ほどなくして、
川の上を渡る団子!
雨が降ってるからと、わざわざビニール袋を被せてくれた団子屋のおっさんの配慮に感謝。
しかし…一緒にお茶があるのに気付かず、団子を持ち上げた際に見事にぶちまけてしまった。
うわ恥ずかしい。
うわ恥ずかしい。
家族連れのお母さんの「こちらでどうぞ」のお言葉に「いや、いいっすわー」とか上の空で答えて、
そそくさとその場を後にする。
そそくさとその場を後にする。
無事にゲットできた空飛ぶ団子、しかし、短時間で団子2セットはきついな。
宿に持って帰ろう…。
宿に持って帰ろう…。
ちょっと恥ずかしい思いもしたが、目的は果たした。
頭上で雷鳴が轟いている。
頭上で雷鳴が轟いている。
少し気になる施設を目にしたが、男一人で入るようなところではないな…。
すっかり土砂降りに…。
そのうちに、雨雲もどこかへ通り過ぎていったようなので、宿に戻ることにする。
途中で田んぼなんかを眺めて脇道にそれたが、これで晴れてればなぁ、ほんとに。
往路では気付かなかった、オートスナック。
暗くて見えづらいが、テーブル型のゲーム筐体も。
しかし、これを遊ぶ人がどれだけいるのか…。
しかし、これを遊ぶ人がどれだけいるのか…。
明るいうちに水沢の旅館に戻り、空飛ぶ団子をおやつ代わりに食す。
9時に宿を出て帰ってきたのが16時過ぎだから、行動したのは7時間ほど。
キャンプツーリングなら7時に出て17時までずっと走りつつ観光なんてのもザラだけど、
今日はもう、何もする気が起きない…。
9時に宿を出て帰ってきたのが16時過ぎだから、行動したのは7時間ほど。
キャンプツーリングなら7時に出て17時までずっと走りつつ観光なんてのもザラだけど、
今日はもう、何もする気が起きない…。
相変わらず天気はこんな感じ。
どこか表に食べに行くのも面倒くさいので、ルームサービスを頼んだ。
どこか表に食べに行くのも面倒くさいので、ルームサービスを頼んだ。
うどんと、おにぎり。おいしいよ。
ここで、明日以降の行程を考える。
雨の風情もいいんだけど。
バイクツーリングだと、雨を防ぐのに装備や対策が必要なこと、
そういう格好で店舗や観光地を回るのは抵抗があること、
そして濡れたものは乾かさなくてはいけないこと、
これらを考えると、これ以上、雨に打たれつつあちこち走り回るのは、かったるいなあ。
何より雨天走行というのはバイクにとっては、とても危険なのだ。
バイクツーリングだと、雨を防ぐのに装備や対策が必要なこと、
そういう格好で店舗や観光地を回るのは抵抗があること、
そして濡れたものは乾かさなくてはいけないこと、
これらを考えると、これ以上、雨に打たれつつあちこち走り回るのは、かったるいなあ。
何より雨天走行というのはバイクにとっては、とても危険なのだ。
そしておおまかな予定では、平泉を見た後は山形や、
仙台を観光して回って、そこからフェリーで帰ろうかなんて思っていたが、
東北地方はずっと雨の予報で、それも南東北のほうが天候が悪そう。しかも台風が南から接近中。
仙台を観光して回って、そこからフェリーで帰ろうかなんて思っていたが、
東北地方はずっと雨の予報で、それも南東北のほうが天候が悪そう。しかも台風が南から接近中。
うーん…。
思案の結果、秋田の佐原商店のうどん自販機が心残りでもあるし、
北東北のほうが若干ながら雨雲も薄そうなので、明日は秋田に行き、
あとは気分次第で帰るかどうか決めることにした。
北東北のほうが若干ながら雨雲も薄そうなので、明日は秋田に行き、
あとは気分次第で帰るかどうか決めることにした。