そらち炭鉱の記憶アートプロジェクト2015 - のんびり自転車ダイエット in札幌 ver.2

9/23の連休最終日に行ってきた。

今年の会場は夕張石炭の歴史村で、ほとんどが屋外展示となる。

この立坑やぐらは道路からいつも見えていたけど、訪れるのは初めてだな。

受付で説明を受けて、石炭博物館の割引券を貰った。
「え、まだ（営業）やってんですか！」と驚いてしまった。
いやいやマジで。

もらったパンフを片手に廃墟と化した園内を歩く。
日差しが暑い…。

ビンこの中に、在りし日の夕張を包み込んだ作品。

坑口神社のミニチュア、お賽銭を投げておみくじを引いてみると、

腹チラが吉…？　何だこれは。

遊園地の建物は風化していて、天然のアートになっている。

運行中…だと…。

かつてメリーゴーランドが有ったコンクリの台座に、チョークで描かれた馬車。

馬が目前にニンジンぶら下げられてたり、かわいいウンコが描いてあったりする、
この遊び心がいいな。

QRコードを読みこめば、専用アプリがダウンロードできるということだったけど、
スマホの操作がわからなくて断念したわ。

遊園地パスポート…2015？？
ご丁寧に切符まで2015仕様のが置いてあったので、お土産に頂いた。

それにしても暑っついなあ…。

足跡。

プラスチックが劣化してボロボロ。

森の木々にぶら下がっていたコレはトロッコを引く坑夫か。

去年もいた、モス地蔵さん。ありがたいわぁ。

会場全体に点々とあった足跡。中にはクマの足跡も…。

さて、会場くまなく全作品を見て回って堪能したけど、どうするか。
せっかく石炭博物館の割引券をもらったから、この機会に立ち寄ってみるかなあ。

でもなぁ、どうせ中は人も居なくてガラガラだろうしなぁ、そんなとこ一人で入るのはなぁ…。

割引で1230円が1030円になるっていってもなあ…。

…おええ、けっこう見応えがあるぞ！

石炭層がどうやってできたか、夕張～空知地方の炭坑の成り立ちから現代まで、
実際に使われた機械や道具の数々と変遷、実にわかりやすい。これは一見の価値あり！！

しかも予想に反して、人がぽつぽつと入ってくる。

これは坑内で使われていたヘッドランプ、アルカリ電池らしい。

とどめは地下の蝋人形からの、頭にヘッドランプを装着しての坑道体験！
これは実際の坑道を再利用してるらしく、ひんやりしてて気持ちがいいぞ。

いやぁ～見学して正解だった。

アートプロジェクトの会期は10月25日までの土日祝日、ぜひお越しください。