やっと晴れたぜ！道東二泊三日 一日目 5/12

うおっしゃ晴れた！
バイクシーズンに突入しつつ、休みのたびに悪天候で悶々としていた日々ともおさらば！
そんなわけで二泊でキャンツーに行ってきました！

「深名線の沼牛駅の補修に、ふるさと銀河線の上利別駅の廃材を利用する」
という新聞記事を目にしたわたくし。
そういえば、バイクでは足寄～阿寒方面は行ったことがあるけど、陸別はまだだったなということで、
そっち方面に決めた。

夕張近辺はしとしと雨が降ってるけど十勝方面は晴れ予報だから気にしない！
しかし、湿度とは裏腹に、やはり気分は沈みがちになる。

狩勝峠を超えるころには晴れ間が見えてきた。
しかし、かなりの強風である。まっすぐ立っていられない。

旧狩勝線をフットパスとして整備した、狩勝ポッポの道、
残念ながらバイクは侵入不可なんだなぁ。

新得山の桜は散りはじめ。なかなか良いところだな。

そして、新得市街地から少しそれて、とある場所に寄り道してみる。

増田山といって、撮り鉄の聖地らしい。

狩勝線の、カーブのところがうまく見下ろせて、
それはそれはいい感じの鉄道写真が撮れるらしい。

が、僕には鉄道よりも周囲の牧草地と、その中を流れるメムのほうが良い雰囲気に感じられた。

これで晴れていれば、さらに印象は良かっただろう。

廃サイロを見ると胸がキュンキュンしてくる。

士幌近辺まで来るとすっかり晴れて、典型的十勝的風景に。
しかし相変わらず強風が吹いており、バイクをまっすぐ維持するのに苦労する。
これがセローの弱点なんだよなぁ…。

Iカップ駅、いや、愛冠駅に寄り道、目指す上利別駅まではもう少し。
ちなみに上利別駅のある陸別町は、日本一寒いまちとして有名であり、その特色を活かして、
しばれ祭りなどでまちおこしをしている。
幌加内町の母子里とどっちが日本一なのか、よく分からないが…。

あぁ、進みたい…。

上利別駅は解体工事の真っ最中であった。
コミュ症なので遠くから眺めるにとどめておいた。
もっと早くに訪れておくべきだった。

国道沿いの離農農家の廃屋にて。
カーテンが風で揺れて、まるで手招きをしているようだ。
中には入らなかったけど。

北海道の田舎道を走っていると、こうした廃屋をよく目にする。
長く使われなくなり雪の重みでつぶれた牛舎などを見ていると、
がらにもなく、北海道の酪農産業の行く末を憂えてしまう。
けど、すぐ忘れる。

本日の宿泊地は、北見市留辺蘂、温根湯温泉街の、つつじ公園キャンプ場である。

広々とした芝のサイト、温泉、コンビニ至近、炊事場、トイレも綺麗、
公園自体の雰囲気もとても良い。これで無料なんだから文句のつけようがない。
ありがとう北見市。

テントを張ったあとは温泉街で食事と風呂を済ます。
食堂や居酒屋が何軒か営業しているが、シャッターが降りている店も多く、全体的に寂れた感じが目立つ。

観光シーズン外ということもあってか、宿泊客の数も少ないようで、ひっそりとしていた。

ホテルの露天風呂は道路から丸見えだった。
ひと気もないし、見られても減るもんじゃないから気にしないで入っていたけど…。

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