のんびり自転車ダイエット in札幌 ver.2

yahooブログから引っ越しました

みちのくひとり旅 五日目 6/13

ブログのレイアウトを変更したら、何か良く分からんことになってしまった。

山寺の石段を上った疲れを癒やすため、
そして雨天中の行動を避けるため、山形市内のビジネスホテルに二泊することにした。

天気予報通りに、夜半から降りだした雨は朝になっても止む気配はない。
遅く起きて、朝ごはんを食べたあとは朝風呂。

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やっぱり浴場があるホテルはいいっすねぇ。
しかも朝からサウナまで入れちゃう。くー。

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月曜の朝っぱらからサウナ上がりにアサイチのくまモン見てコーラ飲んでるアホ。

部屋に戻っても特にやることもないし、どこか観光に出ようという気もわかない。
こういうときのために、昨日買い求めた小説を読む。
超高速!参勤交代」と「駿女」。
偶然にも、どちらも東北が舞台であった。
超高速~を読み終えた頃に二度寝
表は蒸し暑そうだけれども、部屋の中はクーラーが効いてるので快適だ…。





午後3時過ぎになってさすがに目が覚めた。
雨も小降りになってきたようだし、ちょっと付近を散策しよう…。


とりあえず、山形駅方面へと向かう。
地図によると城跡があるはず。


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駅を裏側から眺める。この無駄に広いスペースは何ぞや。

さらに数分歩くと、石垣とお堀が見えてきて、ひと目でそれと分かる。

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ブラタモリを見ているせいか、どうしてもこういうところに目がいっちゃうなぁ。
しかし綺麗に積むもんだね。職人の技だね。

城跡は霞城(かじょう)公園として整備されていて、
ご多分に漏れず明治の時代に城郭なんかは破却され、
当時の石垣だけが残されているのかな?
公園内には、石垣の種類や積み方など詳しい説明展示もあった。


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特徴的な形の建物を発見したので近寄ってみる。
どうやら明治の病院を復元したものらしい。

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内部もけっこう入り組んだ形をしている。
展示物は主に山形県の医療史を伝えるもの。
当時の医療器具なんかも展示されていたが、あの手のものはどうにも苦手だなぁ。
古びた建物は好きなんだけど、道具、それも実際に人の体に触れたものとなると、
生々しさを感じてしまって。

建物の簡単なあらましのビデオを見ていたら、閉館時間の4時30分に…。

他にも公園内に県立博物館があったけど、同じように4時30分閉館で、
少し動き出すのが遅すぎたみたい。
ま、二度と来ないってわけでもないから。

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この橋も復元されたものらしかったけど、こっちも開放は4時まで。
ぐぬぬ…。

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まぁ、外観だけでも楽しんでおきますか。


霞城公園をプラプラ歩いているだけで、
シャツの下にはびっしり汗をかいてしまうくらいの蒸し暑さ。
まだ6月だというのに、これは北海道の真夏に等しいと思った。


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どんより空の下、もと山形城下町を行く。

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ああ~暗渠とかたまりませんわぁ。
ここ、滑り落ちていったらどこに流れ出るんだろうかねぇ。


プラプラ歩いているうちに、あっというまに晩飯の時間が近づく。

昨日の蕎麦屋さんは定休日だということが分かっている。
それじゃあ、昨日休みだった定食屋さんに行ってみよう。

…店の前に行くと、6/13~15日まで、工事で休みます、と貼り紙が…。

昨日は貼ってなかったじゃんよぉ。
この見知らぬ土地で、いったい晩飯をどうしろって言うんだよぉ。

失意のなか、だいぶ疲れの溜まった足でホテルへの道を辿り、
コンビニ飯で我慢する覚悟を決めた目に飛び込んできたのは、
弁当屋のカラフルなのぼりだった。

コンビニ飯よりはマシだろうと店内に入り、
おばちゃんに、メニューの一番上に載ってる弁当がどんな内容なのか聞いて注文する。

ホカホカの弁当を手に取って、さぁホテルへ…。



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ん、なんか気になる道があるな…。

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けっこう広い神社だなぁ。
てか神社なのに撞き鐘があるのか。
やっぱりこれも明治のアレを生き残ったものなのだろうか。

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このへんは見渡せば他にも寺や神社だらけ。
そういう場所なのかな。

狭い小路もたくさんあって探索欲は尽きないが、
それよりも今は食欲のほうが勝る。
お弁当が冷める前にホテルで食わねば。

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ん…どの具も手抜き感がなくて、やたらうまいぞ。
これは当たりだったぞ。

今度山形市内に泊まるときゃ、同じとこにしよう。
駅からはちょっと離れるけど、またあの蕎麦屋さんで食べたいし。



長い夜を、また読書で過ごし…。


つづく