のんびり自転車ダイエット in札幌 ver.2

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道東三泊四日 二日目 別当賀フットパス 7/6 前編

画像が増えすぎちゃった。

朝6時すぎに、カラ類が賑やかなキャンプ場を後にする。
今日は待ちに待った別当賀フットパスに行く!

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早朝の本別町を高台から見下ろす。また来るでよぉ。

さて、ここからは釧路へ向けて国道274号線をひた走る。
最短ルートは道東道で、しかも無料で走れちゃう。

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お陰様で国道の交通量は極めて少ない。
対して時折交差する道東道を見ると、交通量が多く、トラックだらけ。
仕事でもない限り、そんなところは走りたいとも思わない。

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通り過ぎる集落には廃校が目立つ。
北進小中学校の校木は、落雷被害にでも遭ったものか、
広い校庭に根本付近だけを残して佇んでいた。

国道と交差するように橋脚がいくつかあるもんで、何だろな?
と思っていたら、国鉄白糠線の廃線跡らしいね。

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あるときは見上げ、

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あるときは見下ろしながら、ツーリングに華を添えてくれるのだ。
このへんは音威子府から北の、天北線が平行していた国道275号線にも似ている。

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ここにも廃校。

上茶路小中学校の記念碑には

大正五年
二十一坪の校舎建設以来
栄華の夢となり
石炭の灯火も古に潰え
先達の思いを馳せ
ここに水上の清き流れに洗われた
白珠の光石を建立す
平成二十二年十月吉日
建立者 上茶路町内会
会長 石田正義

と刻まれていた。
また、この廃校のすぐ横に、道道665号線が伸びていた。
国道からの入り口がいきなり砂利道の道道というのもなかなか無いような。

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またまた廃校。

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白糠線のトンネル。
シカ用の防護柵があってこれ以上は近づけなかった。


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鍛高という地名看板と、一面のしそ畑で気づいたけど、
白糠町鍛高譚の産地だね。

内陸から日本海側に近づくに従って、一気に風が冷たくなってくる。
このあたり、さすが釧路って感じだよな。
この日も十勝は30度以上まで上がったらしいけど、釧路はずっと涼しかった。

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高台の墓地から厚岸町を望む。
寒い。
長袖2枚、ウインドブレーカー、3シーズンジャケットを着てもまだ寒い。

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厚岸大橋の赤いトラスが美しい。

ここからは国道から離れて海沿いの道道を辿っていく。

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ちょうど見ごろらしいので、あやめヶ原に立ち寄ってみた。
双眼鏡片手に断崖で営巣するハクセキレイやショウドウツバメを観察しながら。

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前に納沙布岬からの帰りにこのへんを通ったときは、
濃霧でなんにも見渡せなかったんだけど、こんなにいい景色だったのかぁ。

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霧多布湿原もじっくり見ていたいけど、
今日の目的地は別当賀なんでねぇ、ごめんねぇ。

そして時間もお昼を過ぎたころ、向かう方向に怪しい雨雲がかかり始めた。
嘘だろぉ~やめてくれぇ~。

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本降りになってきたところで厚床駅で雨宿り。
うーんどうしよっかなー、フットパスは牧草地だし、
雨上がりだと足場もぬかるんで虫も多いだろうし、うーんうーん。

悩んでいても仕方がないのでとりあえず、
フットパスの通行証代わりのマップを販売している、
厚床の「明郷 伊藤☆牧場」さんまで向かう。駅からバイクで5分くらいである。

別当賀フットパスは牧場私有地内を通るためのゲートの鍵を借りねばならない。
昨日に引き続き鍵を借りようとするも、
すでに他のお客さんが持ち出していて在庫がなかった。
別の酪農家さんに借りることも出来るらしいが、雨降り後なこと、
時間も昼過ぎで微妙なことから、
牧場レストランでメシでも食いながら考えることに。

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鹿肉のエスカロップエスカロップって初めて食べたけど、美味しいね。

メシを食っている間に、表がみるみる晴れてきて、
路面も乾いているようだったので、
酪農家さんに鍵を借りることにして伊藤☆牧場を後にした。


後編につづく