のんびり自転車ダイエット in札幌 ver.2

yahooブログから引っ越しました

道東三泊四日 三~四日目 灼熱の道内 7/7 7/8

キャンプ場では一晩中エゾセンニュウが鳴いていた。

ツーリング三日目、今日は道内どこも高温注意報が出ていて、
稚内や釧路以外はのきなみ30度以上の予報である。

暑いのは嫌だ…ということでオホーツク方面へ向かう。

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まだ朝6時だというのに日差しがキツい。
別海町でこれだから、日中はそうとう暑くなりそうだ。

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ちょっと展望台寄り道。

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ついでに開陽台寄り道。
気温が高すぎて地平線はかすんで見えない。
でも相変わらず気持ちのいいところだよヤッホウ!

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裏手のキャンプ場は公式にキャンプ場扱いになったらしい。
星空のキャンプ場じゃなくて、ウシ空のキャンプ場だって。
ロケーション的には魅力を感じるものの、
ライダーが密集しそうなとこはちょっと遠慮したい。

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近くの牧場で、人懐こいポニーちゃんの鼻面撫でてみたりしてな。
フゴッてされたときの鼻息がすごく暖かったです…。


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根北峠で斜里へ。


オホーツク海側に出たわけだが、暑い。とても暑い。
3シーズンジャケットを羽織って走っていると、
意識が朦朧としてくるくらい暑い。

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こんなときは、木陰で涼を取るしかない。
風も生ぬるいし、斜里岳も熱気でおぼろげにしか見えないのが悲しい。

なんとか網走にたどり着いた。
とにかく暑さで何もやる気が起きず。
道立オホーツク公園のトイレというかレストハウスというか、
とにかく立派な建物のベンチで2時間ほどゴロゴロして過ごした。

このまま網走でウロウロして一泊するか、それとも移動するか…。
どの道、明日も暑いのは分かりきっているので、
オホーツク海沿いを北上することにした。どうせ最終日は帰るだけだし。

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ときどき木陰で休みながらでないと進めない。

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サロマ湖の展望台もクソ暑い。
しかし見晴らしは良かった。

展望台からの林道の下りで、観光キツネらしき個体が3匹いたのが気になったなぁ。
いつまでもこちらの様子を伺っていて、遠くへ逃げる気配がない。
観光客の皆様は、野生動物へ餌付けするのをやめてよね~。
などと、排ガスで森の空気を汚しながら語ったところで。

佐呂間、湧別まではまだ熱気が篭っていたが、
紋別まで到達すると、すっかり涼しい海風が吹いてくるようになった。
狙い通りである。

でも興部から内陸に入ると、また蒸し蒸ししてきた。
夕方なのに電光掲示板で27度が表示されていたのはさすがに…。

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いつものホテルでメシ食って風呂入って本日終了~。


あさ。

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ライダーと家族連れが数組のキャンプ場。
無料できれいだけど、もうちょっとサイトが平坦で広ければ、
と思うのは欲張りすぎか。

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まだ涼しいうちに、できるだけ移動したい。

国道12号線旭川から深川までは、とくに乱暴な運転が多くて、
できれば通りたくないけど、ここ以外に道がないんだよなぁ。

新十津川に近づき、コンビニでおにぎりとジュースを買って、
駅舎でまったり食うことにする。

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なんか前来たときよりも、豪華になってるような気がしないでもない。

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丁寧な駅舎の描写に愛を感じる。

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キュピーン!
なかなかほほえましいイラスト。

駅ノートを読みながら、おにぎりをほおばっていると、
なにやらにわかに活気づく駅舎内。
ご夫婦が入ってきたり、車掌の格好した犬がやってきたり。
何か始まるんですか?と訊くと、
土曜は太鼓と踊りで出迎えをやってるんですよ、とのこと。

ちょうど訪れたのが、一日一往復の列車が来る時間だったもよう。

せっかくだから見物させてもらうことにする。
そのうち半被を羽織った幼児と引率のおねえさんもやってきて、
ますます賑やかになってきた。

やがて列車がやって来た。
ラジカセから大音量の新十津川音頭と、幼児とお姉さんの踊りでお出迎え。
土曜日だということもあってか、車内からは20人ほどの乗客が降りてきて、
誰も彼もカメラを片手に列車や駅舎を撮るのに夢中である。

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賑やかになった見届けてから、札幌に帰った。