のんびり自転車ダイエット in札幌 ver.2

yahooブログから引っ越しました

秘湯、紅葉、看板犬 10/6

先週、鹿追のそば祭りに行ってきた!

というのも北海道麺ロードラリーという麺関連イベントのスタンプラリーがあり、
鹿追そば祭りがその締めくくりだから。

今年は幌加内そば祭りと鹿追と、2箇所しか集められなかったが、
来年あるとすればぜひまた調整したいもんだ。

さすがにこの季節、鹿追まで日帰りはきつい。
適当な温泉宿を見つけたので予約を済ませておいた。

まずは十勝までは国道274号を行く。

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眠くなってきたので川端駅で一休み。
外はみごとな秋晴れだ。

日勝峠は通行止めだし、高速は通りたくないしで、
いつもはトマム~幾寅~狩勝の下道を行くのだが、
ちょっと遠回りしようと思ったけど…。

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あらら。開通の見込みはなさそうだなこりゃ。

しょうがないのでいつもの道で、若干風は強いものの気温も高すぎず低すぎず。

狩勝峠を降りたところにある、そばの館で昼食とする。
コシのある新そばの風味をふんだんに味わう。最高!
初めて入ったが、おばちゃんたちのきびきびした接客も好印象だ。

時刻はまだ昼過ぎ、このまま宿に向かうには早すぎる。
この際だから、いまだ未探訪の然別湖へと向かう。
きっと紅葉も綺麗だろう。

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途中の展望台にて。

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カモがついーと湖面をすべる然別湖を眺める。
さすがに標高が高いのか山の中のせいか寒くなってきた。

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湖畔の道はなかなか趣があるわね。
そういえばこの辺りは、林道の宝庫なんですってよ。地図を見て知りましたよ。

でもね…。

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崩落中なのね。

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こっちもね。

というか林道よりも格上の町道道道のこれらが通行止めのままってことは、
付近の林道は絶望的だなこりゃ。

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近くの温泉も閉まってる。

仕方ない、時間もちょうどいいし引き返そ。

目指す温泉宿は、新得の町はずれにあるのだ。

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舗装路から、こんな林道を15分ほど進んだ先なのだ。
ほんとにこんなところに宿が…?と疑問を抱くところだけど、
道に沿って電柱が続いているので、不安はない。

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オソウシ温泉到着!

ボロい!

今まで訪れた温泉の中でもひときわボロい。

でも中は清潔で、カビ臭いとかもない。

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看板犬の「ケンちゃん」がお出迎え。
放し飼いのうえ、最初すげー吠えてくるからびっくりするけども、
人懐こく、初対面の人にも撫でさせてくれるやさしいワンコ。

ただし秋田犬のためハスキーよりもまだデカいので犬が苦手な人は無理だろうな。

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宿の前の紅葉が見ごろを迎えていた。

部屋に案内され、一息ついてさっそく湯に浸かる。
泉質はアルカリ泉?
硫黄臭が強く、とにかくヌルヌル。
源泉のかけ湯で石鹸を洗い流すと、
流れてるんだか分からないくらいヌルヌル。芯から温まるわー。

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まずそうに映ってるけど…。
女将さんは「ここは温泉だけは自慢だから…」と仰ってたがそんなことはなかった。
とにかくごはんが美味しいので、漬物ひとつ、煮物ひとつで食が進む進む。

この日の宿泊客は自分だけで、夜の温泉は独り占め。
(経営大丈夫かな…。)

朝ごはんもついうっかり食べすぎてしまった。これは大きな誤算だった。
このツーリングの本来の目的である「鹿追そば祭り」へ影響を及ぼしてしまった。

祭りの開始は9時半からだけども、さすがに今から行っては早く着きすぎる。

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ほんのちょっとだけ林道を寄り道していく。

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ほんとに、ほんのちょっとだけ。

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林道を抜けたら湖。
この付近も林道の宝庫らしい。
さらに進めばトムラウシ温泉。

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ちょっとトムラウシの廃校に立ち寄ってみたりして。

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無造作に笹が生えて見える平地にも、
かつては人々の暮らしがあったのだろうな。

温泉までは行かず、うまく時間調整して、昼ごろにそば祭りの会場へと到着。

まずはスタンプラリーの台紙にスタンプをもらって…。

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そばの屋台へゴー。
鹿追のそば祭りは、かけそばしかないのだな。
天ぷらは別の屋台でお好みでトッピングするスタイル。

つゆまで飲んでいたら、二杯でお腹いっぱい。
宿のごはんをもりもり食べすぎたのも敗因か。

空模様を気にして、そそくさと撤収する。
占冠あたりでちょっと降られた。

はるばる鹿追まで来た甲斐があった…のか?


あとは、スタンプラリーの賞品(そばの詰め合わせ)が当選するかどうかを、
楽しみに待つだけ。