セローのドレンホールを舐める
昨日の朝のこと。
前のオイル交換から3000キロ近く走ってるから、
東北ツーリングへの出発前だし、今日は燃えるゴミの日だし、
丁度いいからオイル交換でもしとくべ~、
と思ってセローのアンダーカバーを外し、ドレンボルトを外し、
オイル処理ボックスにオイルを垂らして待つこと数分。
東北ツーリングへの出発前だし、今日は燃えるゴミの日だし、
丁度いいからオイル交換でもしとくべ~、
と思ってセローのアンダーカバーを外し、ドレンボルトを外し、
オイル処理ボックスにオイルを垂らして待つこと数分。
オイルも抜け切ったところで、ドレンボルトを締める。
ん、なんか感触がおかしい。
ん、なんか感触がおかしい。
前にも経験したことのある嫌な感じ。
「キュッ」
と締まっていかない。
トルクのかかる箇所まで来ると
トルクのかかる箇所まで来ると
「ヌルッ」
どうやらネジを舐めたくさい。
ドレンボルトを外すと、ネジ山に削り屑がついている。
材質的に、雌ネジが削れたものであろう。
ドレンボルトを外すと、ネジ山に削り屑がついている。
材質的に、雌ネジが削れたものであろう。
やっちまった。
再度、恐る恐るボルトを締めてみる。
やはり、どこまでもボルトは回る。回り続ける。
かろうじてボルトが脱落しない程度のトルクはかかるが、
試しにその状態でオイルを補充してみたところ、当然のごとく、
ポタポタとオイルが滴り落ちてくる。
やはり、どこまでもボルトは回る。回り続ける。
かろうじてボルトが脱落しない程度のトルクはかかるが、
試しにその状態でオイルを補充してみたところ、当然のごとく、
ポタポタとオイルが滴り落ちてくる。
これ以上、ボルトをいじっていても削り屑が増すだけ。
とりあえず善後策を考えよう、と自分に言って聞かせるが、
悪い考えばかりが浮かんでくる。
とりあえず善後策を考えよう、と自分に言って聞かせるが、
悪い考えばかりが浮かんでくる。
まず頭をよぎったのがツーリングの取りやめである。
これは恥ずかしい。職場でもかなりはしゃいで、
「東北行ってくるさ!」とか「喜多方ラーメンが楽しみ」とか言いまくり、
周囲から白い目で見られていたのだ。
整備不良で出発取りやめとなると、バカ丸出しである。
これは恥ずかしい。職場でもかなりはしゃいで、
「東北行ってくるさ!」とか「喜多方ラーメンが楽しみ」とか言いまくり、
周囲から白い目で見られていたのだ。
整備不良で出発取りやめとなると、バカ丸出しである。
うわぁ厳しい。
どうしようどうしよう。
相談→ドレンボルトが舐めた。木曜昼までになんとかしてほしい。
最善策→ネジ山を修正する。
妥協案→漏れないよう応急処置をし、帰ってきてからきちんと修理する。
最終手段→クランクケース交換。うん万円コース。ツーリングには間に合わない。
祈る気持ちでバイクを預け、電話を待つこと数時間、結果、
ネジ山の修正に成功しました。
過大トルクには気をつけよう
好事魔多し
良い教訓になりました。
…しかし、エンジンの構造はよく分からないが、
あのアルミっぽい削り屑は、可動部を循環したりしないのだろうか。
あのアルミっぽい削り屑は、可動部を循環したりしないのだろうか。
あまり考えないことにしよう。