のんびり自転車ダイエット in札幌 ver.2

yahooブログから引っ越しました

令和最初のキャンプ 5/10 豊浦海浜公園キャンプ場

我慢できなくて、お花見がてら行ってきた。

まずは札幌からトコトコ中山峠を上って洞爺まで。

の前にちょっくら、廃校跡でも見てみる…?
ルスツの道の駅の脇から、集落が点在してるほうへ向かってみる。
登、旭野…少しずつ山が深くなっていき、
砂利道に変わってしばらくしたところで、三叉路にぶちあたる。

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三つ辻には巨木と馬頭観世音。

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明治、大正の昔に、こんな山奥で、
牛馬の力を借りて田畑を耕し、板張りの小屋でランプの灯りを頼りに暮らし、
それでも子弟に教育を受けさせようとした父母たちがいたと思えば…。

宿題がやりたくないからと不登校になったとの触れ込みの子供youtuberと、
それをダシに小銭を稼ごうとする周囲の大人たち…。

しょうもなさすぎて屁も出ない。
なんとなく、そんな思いでその場を後にした。

(こういう廃校巡りも、単に知的好奇心を満たすためのしょうもない行為なので、
あまり言えた義理ではない)


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いつもの、洞爺湖を見下ろす歌碑のある高台へ。
ここの花は、まだつぼみだった。

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ここの通行止めも相変わらず。

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湖畔のさくら園が満開で、自分と同様、
通るクルマというクルマが吸い込まれてくる。


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あぁ見事です。

公園内を歩き回って桜を愛で、切り株に腰掛けて一休みしてると…なんか臭い。


靴裏と裾に犬のクソがついてた。

ファッッッッ!!!!
ク!!!!!


こんなとこで犬にクソなんてさせるんじゃねえボケがあああ!
一枚目の写真で分かるとおり、きれいどころのお姉さんたちが、
花畑の中でポーズをとってたりするところ。
あのお姉さんたちはクソを踏んでないか?すごく心配になる。

しかも、ご自慢のビブラムソールにがっつり食い込んだクソは、
砂で擦ったくらいでは全然落ちない。

湖畔に公園もあるけど犬のクソをそこで洗うのはさすがに…。

運がついてよかったですね!とか言ってる場合ではない。
湖畔に下りられるところを見つけて、小砂利と流水でゴシゴシ。
オーバーパンツの裾についたのもゴシゴシ。(手洗いで…)

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なんとか綺麗になったけどマジ許さねぇからな!!


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で、ふっと見つけた廃墟を探索して機嫌を直すわけだ。


湖畔から壮瞥の道の駅に抜けるときに、やけに真新しいトンネルを通ったんだけど、
どうやら噴火時の迂回路として新たに整備したみたいだね。

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道の駅の向かいのラーメン屋にて。
店から出てきたバイクのお兄さんと「味はどうでした?」
「うーん、まぁまぁ」みたいな会話をして、
食べてみたんだけど…感想は、「うーん、まあまあ」。

さて、腹ごしらえも済んだし、ちょっと食休みを入れて、
今日のお目当ての場所に行くか。
ツイッターでふっとこの場所のことを目にして、即座に行きたいと思った。


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それは、とある廃校…。
の中にお邪魔してきた。教室は一個だけ。

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どこからか教室に迷い込んだ花びら。

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下足箱はドリフのコントのように…。

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椅子もバネだけ飛び出してこの通り。

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黒板消しもすっかり劣化してケバケバ。

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下張りだけになった屋根の隙間から光が差し、
ミラーボールのように教室を照らしていた。


いやあ満足満足。
伊達市立関内小学校志門気分校でした。

この付近をトラックがけたたましく往来しているのは、
さきほどの迂回道路の工事がこのあたりでも始まっているらしく、
巨大な橋脚も目にした。いったいどこにつながるのかな?

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別の集落で見つけた開拓記念碑。


時刻はそろそろ3時過ぎ。
これから山をウロウロしてるとあっという間に暗くなるし、
さっさとキャンプ場について、テントの中でごろ寝をすることにしよう。

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その前にちょっと、豊浦の道の駅で小腹を満たす。
名物のいちごソフトだ。おいしい。

本日のキャンプは豊浦海浜公園キャンプ場である。
何度か休憩しに訪れているが、だだっ広くて温泉至近と、
自分がキャンプするにはもってこい。

そそくさとテントを設営し、ひとまず温泉に浸かることにする。
だいぶいい湯。こういう健康ランド的な温泉ホテルはたまらなく良い。
休憩所に漫画があればもっといいのにな…。

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ホタテ丼。うまい。
噴火湾ホタテは不漁だとか聞いた覚えがあるけど、あまり考えないことにする。

この日は気温も程よく、モンベルの#2で快眠。



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朝。変わった雲が出ている。
今日はちょろっと寄り道してすぐ帰るつもり。いつものことだが。

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道道32号線はこのときまだ冬期通行止めだった。
大好きな道なのに。

んで、地図を見ると豊浦の山側に、「新山梨」だとか魅力的な地名が並んでるわけ。
細い道がいくつも見えるから、そっちに寄り道することにしたんだな。

数㎞進んでは戻り、同じところを回ったりしていると、
ちょっとした峠みたいなところに出た。

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峠のピークはゆるいカーブになっている。

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峠を見下ろす形で、山の神さまを祀ってある。

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峠からははるか遠くに羊蹄山が見えちゃう。

走れば、ほんの数秒で通り過ぎてしまうような、小さなピーク。
なんともこれだけのパーツで、自分の中で、
北海道内のお気に入り度のトップ3くらいにランクインした。

でも、いま地図で見返して「どこだったっけ?」ってなってるところです。
おっかしいなあ。

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先ほど通行止めだった道道32号線の反対側を辿って、
ニセコ経由で札幌へ。



今年初のキャンプツーリングは、素敵な廃校と峠との出会いで充実した内容だった。
去年は事故でシーズンを棒に振ったから、そんなことがないように気をつけたい。


…気をつけてても起こるのが事故なんだよね…。