9/27 念願の石勝高原幾寅線を走る
まだまだセローちゃん2号は慣らし運転中のため、
キャンプ道具を満載するのは控えて、温泉ツーリングと洒落込む。
キャンプ道具を満載するのは控えて、温泉ツーリングと洒落込む。
糠平にちょうど良さそうな宿を見つけたのでそちらへ。
川端駅で、駅ノート名物(らしい)、南区澄川のハゲの書き込みをじっくりと読む。
ここでちょっと珍事があった。
道路脇になにか紙ペラが何枚も落ちてあり、ふっと違和感を覚えて思い直すと
「お札だ!」
慌てて引き返す。やっぱりお札だ!しめしめ、ネコババしてやろ…
と思ううちに一枚、二枚、どんどん金額が増えてくる。
(千円、二千円ならネコババするけどさすがにこの金額は引くなぁ)
そのうち通りすがりのクルマからおばさまが降りて、お札に気づいて拾い出した。
(チッ、邪魔が入ったか…)
聞けば某県からボランティアに北海道を訪れていて、
今日は合間に息子さんに観光に連れて行ってもらうのだという。
僕がお札を拾ってる姿をなにかのトラブルかと心配して、
わざわざクルマを停めたのだという。
道路脇になにか紙ペラが何枚も落ちてあり、ふっと違和感を覚えて思い直すと
「お札だ!」
慌てて引き返す。やっぱりお札だ!しめしめ、ネコババしてやろ…
と思ううちに一枚、二枚、どんどん金額が増えてくる。
(千円、二千円ならネコババするけどさすがにこの金額は引くなぁ)
そのうち通りすがりのクルマからおばさまが降りて、お札に気づいて拾い出した。
(チッ、邪魔が入ったか…)
聞けば某県からボランティアに北海道を訪れていて、
今日は合間に息子さんに観光に連れて行ってもらうのだという。
僕がお札を拾ってる姿をなにかのトラブルかと心配して、
わざわざクルマを停めたのだという。
お互い拾い合った金額を確認し、
「このお金どうしたんすかねぇ」「落とし主は困ってるよねぇ」
この時点でネコババ計画は頓挫した。
おばさまに交番に届けてくれるようお金を託し、その場を後にしたのだが、
この時点ではおばさまがネコババするんではないかと疑心暗鬼であった。
「このお金どうしたんすかねぇ」「落とし主は困ってるよねぇ」
この時点でネコババ計画は頓挫した。
おばさまに交番に届けてくれるようお金を託し、その場を後にしたのだが、
この時点ではおばさまがネコババするんではないかと疑心暗鬼であった。
結局、バイクに戻る途中にもう一枚お札を見つけ、
追加で交番に届けるために戻ると、
先程のおばさまの○○県ナンバーのクルマが停まっているではないか。
フェリーでわざわざ厚真までボランティアに来てくださっている人が、
ネコババなんてするわけないわな!!
ほんとにただの良い人じゃん!
追加で交番に届けるために戻ると、
先程のおばさまの○○県ナンバーのクルマが停まっているではないか。
フェリーでわざわざ厚真までボランティアに来てくださっている人が、
ネコババなんてするわけないわな!!
ほんとにただの良い人じゃん!
己の心の汚さを実感した出来事だった。
でも結果的には良いことしたんだろうし、まぁいっか!
でも結果的には良いことしたんだろうし、まぁいっか!
名も告げずに交番を立ち去ったため、若干の口惜しさは残る。
そこはまぁ人間だから…。
そこはまぁ人間だから…。
十勝に入る前に、いままでずっと気になっていた廃屋に足を踏み入れる。
樹海ロードを日高に向かって走っていって登坂車線が現れたあたりで、
眼下に見えるあそこ。
樹海ロードを日高に向かって走っていって登坂車線が現れたあたりで、
眼下に見えるあそこ。
笹をかき分け進みます。
ごめんください。
年代物の洗濯機が、なにかを訴えかけるよう。
たたきから一歩踏み入れただけで床を踏み抜きそうになった。
これ以上は進めない。
これ以上は進めない。
牛小屋…ですかね。
完全に家が潰れる前に見られて良かった。
今回は事前にツイッターで石勝高原幾寅線の開通を知った。
十勝に行くときは日勝峠を避けて占冠周りで走るため、
毎回嫌でも目に入るこの道道。
ぜひともこの機会に通ってみたい。次はいつ通行止めになるか分からんし。
十勝に行くときは日勝峠を避けて占冠周りで走るため、
毎回嫌でも目に入るこの道道。
ぜひともこの機会に通ってみたい。次はいつ通行止めになるか分からんし。
というわけで、入っていきます。
途中からダートに変わる。
といっても、よく締まったダートで走行にまったく不安はなし。
といっても、よく締まったダートで走行にまったく不安はなし。
途中、放牧地か何かか、平坦地に木柵の残骸が見えた。
ゆるやかなカーブを繰り返し高度を上げていく。
峠に近づくと、そこそこ眺望が開ける箇所もある。
ほどなくして峠へ。
狩勝峠は、霧っ!小雨がパラついて寒い!
そばの館で暖をとる。
新そばうまっ!
あっという間に満席。
新そばうまっ!
あっという間に満席。
頭上に雲が重くのしかかる十勝平野を、最高時速60kmでトロトロ進む。
いつもの展望台で一休み。
ナイタイ高原に寄ろうと思っていたが、今にも雨が降りそうだし、
どうせ霧で何も見えないだろうから足早に宿へと向かう。
ナイタイ高原に寄ろうと思っていたが、今にも雨が降りそうだし、
どうせ霧で何も見えないだろうから足早に宿へと向かう。
とかいいつつちょこっと廃校に立ち寄ってみたりとか。
誰か教員住宅に住まわれてるようで校舎に近づくのは遠慮しておいた。
誰か教員住宅に住まわれてるようで校舎に近づくのは遠慮しておいた。
糠平へ向かう道は、紅葉が始まっていた。
士幌線のアーチ橋のそばまで寄ってみる。
路盤の跡を歩いてみる。
苔むした石がゴロゴロしており、気をつけないと転落しそう。
苔むした石がゴロゴロしており、気をつけないと転落しそう。
なかなか渋い部屋じゃないか。
そして料理が絶品。
箸が進む進む。
箸が進む進む。
この日は宿泊客は僕とあと一組だけで、ゆっくり温泉を楽しめた。
宿のご主人もとても感じがよく、ぜひともまた泊まりたい。
宿のご主人もとても感じがよく、ぜひともまた泊まりたい。
風呂とメシを堪能したあとはちょっと夜の温泉街を散歩してみようか。
スナックの廃墟だとか、ところどころわびしい雰囲気を漂わせつつも、
数軒の温泉宿はどこも元気に営業しているようだ。
しかし、それもあと10~20年くらいの間だろうなぁ。
数軒の温泉宿はどこも元気に営業しているようだ。
しかし、それもあと10~20年くらいの間だろうなぁ。
夜の温泉街のベンチで一人ボケーッと。
上士幌での給油時にこの日の燃費を計算してみると、
新型セローの燃費は48km/Lだった。
家に帰ってから計測してみると、メーターの走行距離に6%ほどの誤差があり、
実際は45km/Lってところかな。
慣らし運転の経済走行だとここまで伸びるのか。
新型セローの燃費は48km/Lだった。
家に帰ってから計測してみると、メーターの走行距離に6%ほどの誤差があり、
実際は45km/Lってところかな。
慣らし運転の経済走行だとここまで伸びるのか。
つづく