のんびり自転車ダイエット in札幌 ver.2

yahooブログから引っ越しました

北海道1200kmトライアル 改め nakayoshi600km走行会

ぽっきり。

心が折れる音を聞いてしまった僕は、しっかり朝まで寝てしまいました。
ほかの皆さんよりも速く仮眠場所について、一番遅く起きました。
夜中に出ていった皆さんは、この強風の中を、まだ走っているのだろうか。
なぜか罪悪感にさいなまれます。

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さいはて感ただよう、猿払のライダーハウス前。な~んも・・・ありません。

目をさますとK父さんの姿が。本州から参戦のMさんも加わって、
とりあえず、コースをたどって南下して、その先はそのときに考えよう・・・と、走り出しました。
でも、地図を見るとここから先はずっと海岸線。
コースが内陸へ折れる上湧別まで、180kmもあるのです。
時速20kmで進んだとしても9時間、時速15kmなら、12時間───

無理無理無理。

ケツがいたい。向かい風にうんざり。下ばかり向いていて、景色も目に入らない。
猿払から浜頓別まで、28kmの道のりを、およそ1時間半かけて走りました。
もう、この時点で、浜頓別からバスが出ていればそれで帰ろうと決めていました。
脚は・・・まだ多少は残ってます。でも、心が・・・
これ以上海岸線で向かい風の中をサドルに跨っていたら、自転車が一気に嫌いになるだろう。
そういう強い予感がありまして。

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魅力的な看板発見。
国道238が、今まで走ってきた海岸沿いの道です。
国道275は山側に伸びています。
浜頓別からはバスは出ていないが、中頓別を抜けて音威子府までいけば、列車で帰れます。
距離にして70km。海岸線を走るよりマシだ。
一人でもいきますと同行のお二人に伝え、じゃあここからはコースを変更して、
nakayoshi走行会にしましょうというお話。それは名案。温泉ざんまい、列車の旅。
本日の目的地は、士別の温泉まで。そのあと輪行するか、自走で帰るかは、天候次第。

そうなるとあとは気楽なものです。

あれだけ吹き荒れていた風も、内陸に入ればやさしいもので・・・風景を楽しむ余裕も出てきました。

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なんという仮眠好適地・・・!!
バスストップ・カフェではありません。

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期待してたのですが一回しかお目にかかれなかったです。

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酪農地帯、丘陵地帯・・・景色もいいしサイコー!

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敏音知(ピンネシリ)の道の駅で、

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定番のアレをナニしてきました。

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道中、天北線跡で鉄分を補給しつつ、音威子府に到着。
この道路、すごく良いです。
思えば札幌~浜頓別間の国道275号線のほとんどの区間を走ったことになります。

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美深で自転車乗りの正しい補給食をお腹に収めます。

・・・でっ、名寄を抜けて、士別の町まであとちょっとというところで、降られました。

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到着。ここを本日のキャンプ地とする!
なんか、デジャブが。

結局今日も朝から雨で、高速バスで帰札したのでした。

今回の1200kmトライアル、とにかく風が厳しいコースでした。
体力を温存しつつ、マイペースで着実に進むことが求められるでしょう。
自分にはそんなストイックな走りは無理なので、本番は辞退です!

スタッフの皆さん、参加者の皆さん、おつかれさまでした。
って、まだ走行中の人も多いんですけどね。
何でしょう、この申し訳なさは・・・。

走行距離 三日でほぼ600km