のんびり自転車ダイエット in札幌 ver.2

yahooブログから引っ越しました

知床ツーリング 6/18 峠を境に曇天晴天

夜半に、旅館の布団の中でふと目が覚めた。

じーと天井を見つめていると、胃袋の中で「うじょろろろ・・・」と水分の循環する音がした。

だが、よく考えたら自分のではない。
隣の部屋から聞こえてきたようだ。
(((((((( ;゚Д゚))))))))



よく寝た。


朝5時に旅館出発、今日は網走から斜里、標津経由で羅臼方面に出て、
そっから知床峠を斜里側に抜けて、知床観光をして、時間が余れば網走監獄博物館なんかを回る予定。

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天都山の展望台は早朝すぎて閉鎖中。
今日の天気はなかなか良さそうだ。

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網走から少し行った無人駅で、朝のコーヒーを飲む。
まぶしいぜ。

斜里に向かうが、風が強くセローだとかなり左右に振られてしまう。
しかし天気は上々だ。

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丁度電車が来たので(CDK)。

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斜里岳いいな!いっぺんにとりこになったわ!

良さそうなキャンプ場もあるし、今度はここをベースにしようかな。

さて標津までは国道244号線の根北峠を越えていく。
斜里から少し進むと、道路脇に「越川」の地名標示版が見えた。

越川・・・越川・・・。

何か記憶に引っかかる、越川という地名。

程なくして、その理由が分かった。

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コンクリート製のこれを見れば一目瞭然、越川橋梁の越川だった。


峠の頂上に向かうにつれて、天候が怪しくなってくる。

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あれー斜里側は晴れてたのになー。

濃霧の中、羅臼までの海岸線を走るが、寒くてたまらない。

この日は上は長袖Tシャツ、長袖シャツ、中綿ジャケット、3シーズンバイクジャケット、
下は中厚手のカーゴパンツといったいでたち。
これに上下のカッパを着込んでもまだ寒い。
メットの顎から入り込む風が冷たい。ガタガタ震えながら羅臼の町に辿り付いた。



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羅臼の展望台より。晴れてれば国後が見えますって、やかましいわ。

町中で何か食べて温まろうとも思ったが・・・観光地然とした派手なのぼりを見ると、興ざめしてしまう。
結局なにも食べずに知床峠を越えることにした。
ツーリング中は、空腹感をほとんど感じず、いちいち止まるのが面倒なのもあって、
いつも昼は抜いている。これが疲労の原因なのかもしれない。

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峠の頂上もガスってて何も見えない。
峠の駐車場に野鳥愛好家の皆さんが集まっているので、何を狙っているのか訊いてみると、
ギンザンマシコが見られるらしい。
日本では、ここか大雪山系でしか見られないんだと。なるほどねえ。

案の定、知床峠の斜里側になると天候はガラリと変わり、これ以上ないくらいの晴天となった。

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ああ・・・幸せです。

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ばえー。きれいかねー。
これで駐車場代100円は安すぎる・・・。

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時間があればカムイワッカ湯の滝にも行ってみたかった。

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オロンコ岩に上って、漁船やクルーズ船が行きかうウトロの漁港を望む。


オシンコシンの滝も見たし、知床観光堪能したよぉ。
また来るよぉ。

さて網走帰ろ。


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寄り道寄り道。

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眠くなったので公園を見つけて昼寝。
お子様たちがバスケをやりに来たのでそそくさと退散。モロ不審者。
警察に職質されたら「ツーリング中で眠くなって・・・」で納得してもらえるのかな・・・。

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馬も放牧されてる、とーふつ湖。野鳥もいっぱい。

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網走近くの畑作地帯で、360度のパノラマ。
(クリックすると大きくなります)

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網走川の眺め、この景色を見るのも7年ぶりか。
当時はスマホも持っていなく、キューシートのみを頼りに網走の町中を迷い、
心細くなったのを思い出す。

網走監獄博物館を訪れようと思ったものの、時間はすでに午後5時前で、受付終了寸前。
時間を気にしながらの見物は非常にあずましくない。
朝8時開館なので翌朝出直すことにする。

宿でもらった観光マップを頼りにモヨロ貝塚に行ってみる。
ここも午後5時閉館。あらら。

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しかたないので、能取岬に来てみた。
北海道の岬には、茫とか涼とか漠とかの字が似合う。

すっかり日も傾いた。
宿に戻り、シャワーを浴びて一息つく。

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宿の隣の中華料理屋、恐る恐る入ってみる。
こういう機会でないと入ることはなかっただろう。中はこぎれい。
ご飯ものでオススメを聞いて、中華丼を頼んだ。
ガツガツとかっこんでしまう美味しさだった。


この日も走行距離は400kmを越えた。
朝の5時から夕方6時過ぎまでバイクでうろついているので、体がガタガタである。

天気予報によると、どうやら明日のオホーツク海側の天気は芳しくないらしい。
3日目はオホーツク海側を北上し、観光しながら興部あたりのキャンプ場で一泊の予定だったが・・・。
しばし考え込みながら眠りについた。