のんびり自転車ダイエット in札幌 ver.2

yahooブログから引っ越しました

5/22 廃キャンプ 昭和炭鉱

北海道の春といえば、廃。
去年の同時期は羽幌炭鉱跡に行った。
今年は・・・そう、石狩沼田の昭和炭鉱・・・。

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早朝自宅出発、雨雲に追いかけられ、てる坊効果なし。
仕事しない奴は吊るすぞ。コラ。

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雨雲をかわすために、江丹別で雨やどり。さみーよ

時間を潰して、幌加内→石狩沼田と遠回りで目的地へ向かう。

目指す昭和炭鉱跡地は、ポロピリ湖を越えたあたりの幌新太刀別川沿いにある。

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昭和炭鉱 隧道マーケット




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801・・・。(深い意味はない)

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なんか廃校があったぞ。

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中幌糠分校


雨に打たれ、廃墟探索、そして強風。疲れた。日帰りは無理だ。
と言うかこの日はキャンプするつもりで来たので、お気に入りのあの場所に向かう。

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初山別村みさき台公園キャンプ場!
見晴らし最高、芝もトイレもきれい、レストランつきの温泉隣接、
そして今年からは初山別村中心部にセイコーマートが出来て利便性が格別によくなった!
以前までは羽幌か遠別まで片道20kmはコンビニがなかったのである。

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キャンプ道具、右から、サーマレストの折り畳み銀マット、
着替え、寝袋等詰め込んだ防水トートバッグ、そしてテントの入った15Lの防水バッグ。
今回はパッキングを試行錯誤するため大容量のシートバッグは使わずにゴムひもでこれらを縛りつけた。
キャンピングシートバッグ2はバッグ自体が相当な重さになるのと、取り外しが面倒である。
ゴムひもなら載せてゴムを引っ掛けるだけで簡単だ。

でも、キャンプ道具がこれだけなのに、パッキングはきつきつ・・・。
テントがでかすぎるかな。
テントはSierra Designs Zilla 3で、3人用だけあって中は広々。2畳分くらいある。
居住性と設営の簡便さ、そして色がお気に入りだが、収納時にかさばるので2人用を検討中・・・。

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少し風が強いけど、まぁ何とかなるべ!(何とかなりませんでした)

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ここでは日本海の絶景と夕陽が楽しめるよ。



テント設営後に隣接した岬の湯で風呂とメシ。

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ふぐの天丼と、

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羽幌産のえびの刺身。

ゲップ。おえっぷ。

あとはテントの中でラジオ聞きながらオヤツ食ってコーラ飲んで寝るだけ。



(・・・風つええな・・・)

(・・・まあ夜にはやむだろう・・・)

何度かウトウトと浅い眠りを繰り返し、小便の後、本格的に寝るべえと寝袋に入って数時間。

テントが押されるほどの強風で目が覚めた。
さっきより風が強くなっている、感覚で風速7~8メートルはありそう。
しっかり張り綱をしたのでこの程度でテントが飛ばされることは絶対にないだろうが、とにかく音がうるさい。
寝れない。

そうこうしてるうちに辺りが白み始めてきた。
明らかに寝不足だが、この強風の中で二度寝をする気にもなれないので・・・撤収。
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風が強くてテントたためねぇ。適当にバッグにほりこむ。

出発するも風が強くて車体がふられる。
明らかな寝不足なのでどこかで仮眠を取りたい。
風が当たらず、ベンチがあるところ、東屋があれば最高なんだけど・・・。
クルマと違って、バイクだとこういうときに気楽に仮眠や休憩を取れないのが辛くもあり、楽しくもあり。

・・・楽しいのって?
そうなんだな、楽しいんだなあ。
楽(ラク)なのと、楽しいのは別なんだなあ。


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増毛を過ぎたあたりの、豪華なバス停で寝ようかと思ったけど、
意外にも本数が多く、断念・・・。

初山別から海岸伝いに来たので、留萌本線無人駅で寝ればよかったと気づいたのはこのときだった。
どうせ一日五本とかだべ。ぐっすり寝られるはずだ。
でも、仮眠を取るのに戻るのはなあ。

と、いうわけで、しばらく南下して、

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浜益村の公園にたどり着いたのです。

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極上の芝と良好な日当たり、そしてヒバリやスズメ、セキレイの鳴き声を聞きながら、
一時間ほど昼寝をして、今回のツーリングは終わり。

大体いつも昼寝で終わる・・・。



皆さんもぜひ北海道にお越しの際は、熊鈴と、ヘッドライト持参で昭和炭鉱跡のアパート群と、
髄道マーケットをごらんになってください。
羽幌の炭鉱跡も見ごたえがあるよ。

場所は石狩沼田、苫小牧から北上して稚内に行く途中だよ。
周囲にはキャンプ場や温泉もあちこちにあるよ。

ぜひぜひ。